黙示録の騎士 (ページ17)

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復旧支援ページ17

またざわついたか。

河嶋「椿。誰だ？！そいつは！？」

椿「私のお兄ちゃん。それとみほとは仲が良いんです。」

大まかに妹が言ってくれた。

直哉「皆初めましてかな？俺は月詠直哉。椿の兄でガンダムマイスターだ。それと椿、コンテナが投下される筈だから、皆にモビルワーカーの操縦方法を教えといて。」

すると蝶野さんは俺に近づく。

蝶野「あら、月詠流の………」

直哉「亜美姉ちゃんか。」

蝶野「久しぶり。元気だった？」

ガウが複数のコンテナを投下してから山梨の基地に帰還する。

カムラさんはブルーディスティニーシリーズを俺と共に開発した。

椿「ねぇ何でカムラさんがついてきたの？」

カムラ「椿か。ちょうど良いからモビルワーカーを動かしてくれ。」

部室棟には瓦礫が散乱していた。

皆が一斉に行こうとしたので制止する。

直哉「今回は俺も戦車道を履修する。だけど今回は一緒には乗らない。」

ふと倉庫を見ると布がかけられていた。

直哉「よぉ………相棒………」

布を取り払う前に亜美さんに予定を聞く。

直哉「今日は何するの？」

蝶野「行きなり模擬戦闘かな？でどうするの？」

直哉「フッそんなの決まってんだろ？」

バサッ

直哉「ヒルドルブに乗るのさ。」

蝶野「ヒルドルブ？！」

するとカムラさんが解説する。

カムラ「ヒルドルブはモビルタンクの部類で戦車と同じく砲身が付いている。それにスモークで敵にバレない利点も有る。言うなれば戦車とモビルスーツの中間型だなそれと直哉大尉の部隊では複数が配備されてる。曰く付きのヅダもあるがな。今回は二機が大洗に配備される。」

椿「カムラさん！手伝って下さい。」

カムラ「ではこれにて。」

蝶野(これなら勝てるかも………)

蝶野「今回は殲滅戦だから速めにやりましょう。」

椿「お兄ちゃんは絶対出て！」

直哉「フッ。言われなくともやるさ。それとAPFSDSの略は[Armor-Piercing Fin-Stabilized Discarding Sabot]日本語訳で装弾筒付翼安定徹甲弾を使う。」

みほ「APFSDS？」

沙織「何それ？美味しいの？」

直哉「装弾筒付翼安定徹甲弾だ！馬鹿野郎！」

優香里「普通の砲弾とは違って重戦車等の装甲を貫通するんですよ。」

華「成る程。」

華達は妹の紹介で知ったんだよね。

直哉「それじゃあ乗るよ。」

さっさと乗って速めに指定ポイントに行かないと。

さて結果はどうなったと思う？