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「…私も、ホソクくんが好き。ホソクくんと一緒にいたい…っ」
ずっとずっと聞きたかった言葉。
どれだけ夢見ただろう、Aさんが俺を見てくれるときを。
堪らず抱きしめたら、Aさんがすっと息を吸うのが聞こえて、ああAさん今びっくりして固まってるんだろうなって。
鼻を掠めるのは香水なんかじゃなくて、洗剤やシャンプーの柔らかないい匂い。
ずっとずっと、こうして触れたかった。
Aさんの手が恐る恐る、というように俺の服を掴んで。
やっとAさんの本当の気持ちが聞けて、抱きしめ合うこの瞬間を噛み締めたくて大きく深呼吸をする。
だけどすぐにハッとして。
HS「…あっAさん、休憩時間大丈夫ですか、」
「っわ！そろそろ戻らないと…っ」
自分で言っといてだけど、あんまりにもあっさりと離れられて あ、となんだか寂しくなった手を見つめる。
もう立ち上がって店に戻ろうとするAさんの頭の中は仕事のことでいっぱいなんだろうな、なんて。
なんだかちょっとつまらない。
「そういえばホソクくん仕事は……っ」
そう振り向いたAさんに、一瞬触れるだけのキスを落とす。
びっくりして見開かれた瞳はうるうるしていて、それだけでもっかい触れたくなってしまう。
半開きになっていた口がやっと紡いだのは、え、というなんとも気の抜けた声で。それすら可愛い。
HS「半休取ってきました。どうしてもAさんに会いたくて」
「…っ、ホソクくんなんか前と違う…！」
HS「だってやっとAさんの気持ち知れたんですもん。俺はずっと好きだったのに」
「それは、」
HS「仕事、終わるまで待っててもいいですか？久しぶりにテヒョンにも会いたいです」
Aさんの仕事って確か17時までだったはずだから、それならあと1時間くらいだし。
コーヒーでも飲みながら待ってようってそう言えば、Aさんは少し間を置いて、テヒョンも喜ぶと思うと微笑んだ。
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ひなぴ〜 - このお話ものすごくキュンキュンするぅ！これからもガンバってください！ 応援してます！！ (2019年9月28日 22時) (
レス) id: 26489886b1 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - nanatyn27さん» お返事遅くなりすみません！！せっかくフォローして頂いたのに、何も更新していなくてごめんなさい（ ; ; ）フォローありがとうございます（ ; ; ） (2019年9月26日 13時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
nanatyn27(プロフ) - 超今さらなんですが、このお話が急にすごく読みたくなったのでツイッターフォローさせていただきたいので許可お願い致します泣 @___tae178cm です！ (2019年9月22日 14時) (レス) id: 9661676326 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 凛音さん» 全てが温かい凛音さまのコメント…ありがとうございます（ ; ; ）そういえば私、自分で書いときながら結婚まで2年くらい間があったことすっかり忘れてました（笑）貴重なご意見ありがとうございます(*^^*) (2019年7月26日 22時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - はおぺんさん» わあもったいないお言葉です……ありがとうございます（ ; ; ）私も3歳児テテお気に入りです（笑） (2019年7月26日 22時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru
| 作成日時：2019年3月12日 20時
