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そのまままっすぐ書店に行くのもなと思った二人は、通りがかったお店に入ることにした。
「ギャンボル・アンド・ジェイプスいたずら専門店」に入ると、そこには絶対にいると思ったフレッドとジョージ、リー・ジョーダンがいた。
「あら三人とも。こんにちは、元気そうで何よりよ」
「「姉さんじゃないか！セドリックまで！」」
「よ！久しぶりだな、二人とも」
何やら買いだめをし終わった後なのか、それぞれ両手に袋を持っている。
それを見た二人は懲りないなと思いながらも、双子が開発する悪戯グッズを楽しみにしているのも確かだった。
「ちぇ、姉さんは僕らの誘いじゃなくてセドリックのほうに流れちまったぜ相棒」
「悲しいなぁ…」
うっうっとウソ泣きし始める、彼らにリーとセドリック、Aは呆れた顔をし無視して話し始めた。
「その荷物を見るに、まだ教科書買ってないみたいね。この後行くならついでに一緒にどう？」
「相変わらずのスルーで安心したぜ姉さん」
「ちょうど僕らも行こうと思ってたんだ、ついでなのは悲しいけど」
Aの塩対応に慣れっこな双子は、これも愛の鞭と言いながら、リーと別れ書店に足を運んだ。
そばまで来てみると、驚いたことに黒山の人だかりで、表で押し合い、へし合いながら中に入ろうとしていた。
その理由は、上階の窓に掛かった大きな横断幕に、デカデカと書かれていた。
「……ちょっと冗談でしょ」
横断幕を見たAたちはげんなりとしていた。
苦々しい顔をして店前にあるポスターを見る。
「姉さん、もしかしてファン？」
「馬鹿！ジョージ！」
ジョージがAにそう言った。慌てたセドリックは戒めるも遅かった。
「あ？誰が誰のファンですって？？」
柄が悪い、悪いにも程がある。
ギロリと鋭い目でジョージに顔を向け、その顔を正面から見たセドリック、フレッド、ジョージはちびりそうになった。
一切の感情を抜き去った顔のような真顔に、薄く細められた黒い目。
ドスが効いた声に三人は身を寄せ合った。
セドリックは間違っても、発言を滑らせなかった過去の自分に賞賛を送り、フレッドは犠牲になった相棒に心の中で敬礼し、ジョージは聞くんじゃなかったと後悔していた。
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ルザミーネミリオネア(プロフ) - rhpさん» コメントありがとうございます！私がセド推しなのでどうしても出番が多くなってしまって…。喜んでくださりありがとうございます！遅い更新ではありますが最後までよろしくお願いします！ (4月24日 6時) (
レス) id: b215f5fa49 (このIDを非表示/違反報告)
ルザミーネミリオネア(プロフ) - mkmkさん» 面白いと言ってくださり誠にありがとうございます！ぜひ最後までこの作品を見ていただけると嬉しいです！ (4月24日 6時) (レス) id: b215f5fa49 (このIDを非表示/違反報告)
ルザミーネミリオネア(プロフ) - ふがしさん» 教えてくださりありがとうございます！そしてこの作品をご覧くださりありがとうございます！遅い更新ではありますが最後までお付き合いお願いします！ (4月24日 6時) (レス) id: b215f5fa49 (このIDを非表示/違反報告)
rhp(プロフ) - 更新してくださってとても嬉しいです！しかも、セドリックとのラブラブシーン！このお話しを読むだけで仕事を頑張れるます！また楽しみに更新まってます！ (3月28日 9時) (レス) id: bb27464aa5 (このIDを非表示/違反報告)
rhp(プロフ) - ものすごく面白いです！次が気になって仕方ないです！セドリックのラブラブがみたいです！更新楽しみにしています！ (3月26日 22時) (レス) @page45 id: bb27464aa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルザミーネミリオネア | 作成日時：2023年2月15日 14時
