自分の世界 ページ42
「……太宰様、中原様、ありがとうございます」
「何が?」
車に乗り込むとAちゃんはそう言って私達を見る
「どう言葉に表したら良いのか、判らないのですが、私を人として扱ってくれたのがとても嬉しかったです。金平糖やドレスも嬉しかった……何もかも初めてでしたが嬉しかった」
そう言って私達を見るAちゃんは
笑っていた
「A……」
アンヌさんも見たのか涙目
「……可愛いね。私も嬉しいよ」
そう言って笑う
「……俺も嬉しいぜ」
そう言って中也が頭を撫でる
「……太宰様、中原様、私からお願いがあります」
アンヌさんがそう言って目元を指で拭う
「これからもAの事を頼んでもよろしいでしょうか」
そう言われて私は頷く
「でも、私達はまだ未成年だから不慣れな所もあるかもしれないよ」
そう言えば横の中也が私を睨む
「手前……それだったら責任もてねェだろ」
「だから姐さんや森さんが居るんだよ。ポートマフィアが大切に育てるよ」
そう言えばアンヌさんは安心したように笑う
「頼みます」
そう言って笑った顔はAちゃんに似ていた
「……これが大人になったAか」
「多分、彼女をモデルに作ってるからね」
そう言っているとポートマフィアについた
「降りて」
静かになっていた男をそう言って車から出した
「お疲れ」
森さんがそう言って私達のもとに来る
「鴎外さん?」
「……矢っ張りそうか……久しぶりだね」
そう言う森さんは何処か懐かしそうにアンヌさんを見ていた
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リュカ(プロフ) - げっかじゅうさん» 本当ですか!もし可能なら私のボードで違い人に説明しているので良かったら見てみてください。参考になるか不安ですが…… (2019年11月17日 18時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
げっかじゅう - イメ画を描いてみたのですがどう送れば、、 (2019年11月17日 14時) (レス) id: c10d1d2bf8 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 桐箪笥さん» 大丈夫ですよ〜ありがとうございます (2019年11月7日 6時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
桐箪笥(プロフ) - すみません、どう3人が成長がではなくどう三人の関係がでした… (2019年11月6日 19時) (レス) id: c5094549cd (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» ありがとうございます!頑張りますね〜 (2019年11月6日 19時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年10月19日 12時