9話 ページ11
そこからは簡単だった。話し合いの末、太宰さんと中也ちゃんはアラハバキの調査に行った。
私?森さんの尋問タイム...
「さて、君には色々と訊きたいことがある。いいかね」
クエスチョンマークついてない...
『良いだろう。僕は暇だ。貴殿の相手をしたところで何も変わらない。』
「その口調を外したまえ。私は君の本性を知っている。」
『本当にいいのか?』
「嗚呼。」
『じゃあ、』
私は目を光らせていった。
『とりま森さんサイン頂戴!』
「は?」
「え?」
間抜けな声が響く。そりゃあそうだろう。
『いや、ちょっとふざけてあk...ある人の口調を真似したら太宰さんが突っ込まずに進めるから今更崩しにくくて。あ〜本物の森さんだ!エリスちゃん可愛い!!』
「さっきまでの切迫した雰囲気はどこに...」
『まあいいじゃない、そんなこと。この紙にサインしてくれるだけでいいよ。森さんに会ったらサインして貰おうと思って持ち歩いてたやつ!』
呆れた顔でサインしてくれた紙を私は丁重にしまう。
『で、話って何?』
「嗚呼。話というのは...
。
此のドレス着てくれない?」←
『どっちもどっちやないかい!』
似たもの同士だ。
突っ込んだ私は悪くない。
「まあいい。本題に入ろう。入ってきていいよ。」
『?』
「失礼し...っておい!お前は、走り方変な少女!!!」
『あ!アミーゴ!!』
走り方変な少女って...
酷い!!
「なんでこの女がいるんですか?!」
『私の台詞だよそれは。』
森さんはくすくすわらっていう。
「師匠から聞いた話じゃあ、君はハッキングが得意だそうじゃないか。そこで、君をマフィアに勧誘しようと思ってね。そこで、教育係を志村君に任せようかと。」
どうやら、アミーゴは志村というらしい。
というか師匠って誰だ。
『え、ヤダ』
トリップ物の小説でよく見るのはマフィアに入って、太宰さんと一緒に抜けるってやつだけど...
『私、ヒトコロはしない主義なんで。』
私は勧誘を断った。
しかし、森さんはそんな事は想定内だったようで。
「君が人殺しが嫌いなのも師匠から聞いている。そうだね、今入ってくれるなら君を太宰くんの補佐にしよう。」
とても魅力的な餌で釣ろうとする森さん。
「嗚呼、中原くんのハッキングにおいての指導係に任命してもいいよ?」
...なぜ私が中也ちゃん大好きなことがわかった?!
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ゴーゴリンゴ - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます! (2022年8月13日 19時) (レス) @page29 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者)シグマ君は私の精神安定剤 - ええええええ!何でこんな此れから良い所☆みたいなとこで更新停止になるかなああああああああああ‼‼‼作者さん! Please come back‼‼‼‼‼ (2022年7月25日 22時) (レス) @page29 id: 1595fb6da3 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 私もテストいやだぁぁぁあああ!!!お互い、頑張りましょう・・・ねぇ・・・!!! (2020年9月28日 1時) (レス) id: da4fd86884 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - かおるん(薫)好き… (2020年9月12日 17時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - スイさん» ありがとうございます!!これからもっとシリアルが登場します((( (2020年9月10日 17時) (レス) id: d7cde5f55c (このIDを非表示/違反報告)
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