幼馴染 12 * ページ13
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(菅原 side)
俺が告白してから1週間。
あれから俺と名前の間には微妙な空気が流れていて、
自然に話さなくなっていた。
別に避けていたわけでは...いや避けていたのかもしれない。
どんな顔してAと話せばいいのか分からなくなってきたからだ。
澤「お前ずっとその顔だな。」
「産まれた時からずっとこの顔ですーー!」
澤「いや、そういことじゃなくてさ。」
「しかたねーだろ!あれからAと話してないんだからさ!」
澤「その気持ちはわかるけど、、Aなりになんか考えてるんじゃね?」
「さぁ?どうだろうな。。」
Aが考えてるって...
1週間だべ?1週間。
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(貴方 side)
孝ちゃんに告白されてから1週間。
私はずっとモヤモヤと戦っていた。
孝ちゃんは朝迎えにきてくれなくなって、
教室でも挨拶くらいであまり話していなかった。
クラスメイト「菅原〜〜これ手伝って〜」
クラスメイト「スガーこれなんだけど〜」
孝ちゃんが女子と話している姿を見る事が増えて、
いや、もしかしたら元々なのかもしれないけど、
それをみてずーっとモヤモヤしている。
「....はぁ。」
一緒にいて当たり前の存在の孝ちゃん。
その孝ちゃんと1週間離れてみて。
すごく寂しいしモヤモヤしてとても苦しい。
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作者名:わらびもち | 作成日時:2019年12月26日 0時