幼馴染 11 * ページ12
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(貴方 side)
「ずっと、Aに言いたかったんだけど....俺...Aのことが好きなんだ。恋愛の意味で。」
「俺と....付き合ってほしい...。」
今日、孝ちゃんに告白された。
なにも話さなかったのは、
決して孝ちゃんの気持ちを無視したわけではなくて、
頭の中が混乱して言葉がでてこなかったからだ。
私にとって孝ちゃんは....?
ただの幼馴染?
もちろん幼馴染とは思っている。
ずっと一緒にいて隣にいるのが当たり前の存在。
澤「どうした?そんな深刻そうな顔して。」
『 んー?ちょっと悩んでるんだ〜』
澤「悩みか....話し聞くけど。」
私がくらい顔をしていたからと言って、
心配してくれた大ちゃん。
『 私にとって孝ちゃんってどういう存在なんだろうって。』
澤「なんだよ、今更(笑)」
『 そうなんだけどさ....実は孝ちゃんに告白されたんだ。』
澤「それで?Aはなんて答えたんだ?」
『何も言ってない。 』
澤「え、なんで」
『 頭が真っ白になったというか...孝ちゃんのことはずっと信頼している幼馴染って感じで...』
大ちゃんはちゃんと私の話を頷きながら聞いてくれた。
“ ちゃんとAの感じてること伝えないと、スガも辛いと思うぞ”と。
『 ちゃんと孝ちゃんと向き合ってみる。 』
澤「おう。また何かあったら聞くからさ。」
『ありがとう!大ちゃん! 』
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作者名:わらびもち | 作成日時:2019年12月26日 0時