【月島蛍】いつものお客様。

coffee 6 ページ7

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「あ〜〜寒い...」






今日は珍しく朝からの出勤。


祝日で学校がお休みというわけで。


まだオープンしていない喫茶店の外で掃き掃除。







寒いけど早起きは気持ちがいい。


ジョギングをしている人や犬の散歩をしている人、


いろんな人がいる。そんな人たちを観察するのがすきだったりする。








そんな中、みたことのある人が歩いてきた。


背が高くて金髪でメガネをかけた人。


そうショートケーキを最初に頼んでくれて1号さん。


私と目が合うとぺこりとお辞儀をしてくれて私もそれに合わせて返す。









「おはようございます。今日すごく寒いですよね
〜〜」








私が話しかけると一瞬驚いたのか目を丸くしたけどすぐに元の表情に戻った。







？「あ、どうも..。僕のこと覚えてくれてたんですネ。」



「すごく身長が高いので(笑)あ、あと！私のショートケーキ食べてくれたから...」



？「あ〜....そうですか。」



「部活...ですか？..ほらジャージ！」



?「まぁ...。バレーやってて。」



「朝からお疲れ様です！通りで身長高いわけですね！私も高いですけどそんなに見上げたことがないので...」



？「どーも。...寒いなら中に入ったらどうです？風邪引いたら困るだろうし。」









さぁ、入った入ったとでも言っているかのように、



手をヒラヒラと店内に向けている。









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