私と貴方 �� ページ38
｢離さへん！！！｣
｢A｣
『ゾム！！』
｢…愛しとる｣
『ゾム！！！ゾムｯｯ！！！
いやっ！！！行かないで！！』
｢また"後でな"｣
『！』
ーーーー
『囚人番号56番朝食の時間です』
｢はいはーい
Aの仕事してる姿見れて嬉しいわぁ｣
『…ほら早く』
｢はいはい｣
『……後で鍵渡すから何か取れるような事言って』ﾎﾞｿ
｢ん｣
ーーーー
｢看守！腹痛いです！w｣
『ちょっと待ってて』
｢…｣←しゃがんだ
『大丈夫？』←しゃがむ
｢…はいw｣←取った
『！ 待て！』
｢目が覚めたら帰って来てな｣
『っぐ！！？』バタッ
｢…また後で｣
｢捕らえろ！！
脱獄者だ！！！
Aちゃん！！
大丈夫！？｣
『っ…鬱…さん…』
｢医療室行く！？それとももう帰る！？｣
『…帰ります…
ありがとうございます…』
｢…おん｣
『…後、お願いがあります』
｢…なんや｣
『ゾムを逃がしたのは私です。
でも、妻の立場として、やはり入っていて欲しいんです。
だけど逃がしたのは私。
説得性がないんです。
だから私に化けて牢屋に入れてください。
また…私の救世主になってください。』
｢ええで…
でも声はやっぱ似てるとこないで？｣
『私が声を出します。
だから口パクしておいてください
指示はトランシーバーからまたします』
｢分かった｣
ーーーー
『ただいまぁ！！！』
｢おかえりA！！｣
『脱獄祝いに連れて行きたいとこあるんだけど…いいかな…？』
｢今日だけやで？
バレるかもしれへんから気ぃつけて｣
『うん！』
[そのまま署に向かってください]
[おっけ]
｢…Aそっち署だから危ないで？｣
『……うん、だって私からサプライズは
こっちだから』
｢……！？
脱獄した…とこ…？｣
｢ぷはぁ！！
なりきり疲れたわぁ！！
さぁゾム！！！
サプライズだ！！！｣
｢Aの言ってた鬱さんって大先生なん！？｣
｢そうやで♡さっ、入ったら？｣
『………入っていーよ？』
｢A！？なんで助けてくれたのにまた入れるん…？｣
｢考えたらやっぱその身の為にならないからだって〜｣
『………ごめん』
｢嫌や！！！
A！！？｣
『大丈夫、いつでも会えるよ
ここに居たら』
｢僕とも一緒に入れるで？
知り合いがおって良かったなぁ！！
ゾム！！！｣
｢っくそっ！！！｣
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なななの品。(プロフ) - 天笑くんさん» ありがとうございます！好きな作家から応援されるなんて嬉しい限りです…！ (2020年9月6日 8時) (
レス) id: 74b19c6d11 (このIDを非表示/違反報告)
天笑くん(プロフ) - 更新頑張ってください。囁かながらも、応援させていただきます。 (2020年9月5日 23時) (レス) id: 009e7901bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なななの品。 | 作者ホームページ：http://RutoAoay
作成日時：2020年8月29日 8時
