《あんスタ》キスをされたら・・・ゲームオーバー!?

ステージ13 ページ18

まっまた、先輩達みたいに追いかけてきたらどうしよう！？



そんな心配も虚しく、あいにく２人は私が逃げようが何だろうが追いかけてはこなかった。
それどころか、私がいなくなったことにすら気がついていないご様子･･･




完全に私、空気扱いだな･･･
正直、なんかムカつく。



やっぱり私自身を取り合ってるわけじゃないんだな〜ってことがよく伝わってきました。
早くこのゲームから解放されたいがために、私の事取り合ってただなんて･･･




一回殺してもいいかな？？？
だってさ？確かに分かりきってた事だけれどもさ？
こんなイケメン達に取り合われる私の身にもなってみろよヽ(ﾟДﾟ)ﾉ
人の気持ちも知らねーでよ！




貴「はあっ。」




ふいにため息がこぼれた。
なんでこんな事になっちゃったんだろ･･･



それと、今更だけど、りっちゃんにひどい事言ったまま謝れてないな〜
すっごく今更だけど･･･




貴「よしっ！気を取り直して謝りに行くか！！！」





あの２人から逃げ、何もすることがなくなった私は、先ほど思いっきり「バカっ」っと言ったきりのりっちゃんに謝りに行くことにした。




やっぱ、怒ってるかな〜
りっちゃんはあんなんじゃ怒んないかな･･･



そんな事を考えながら、また変なことをされたら嫌なので一応チェーンソーを持っていくことにした。



えっ？このチェーンソー？
さっき弓弦君の近くに落ちてた☆

そのうち弓弦君、このチェーンソーで怒って桃李君のこと脅しそうだったから、私が没収してきました。


だって危ないもんね☆



それにしても、やっぱりなんかチェーンソーってかっこいいなー。




若干チェーンソーを振り回しながら、りっちゃんを探して校内を歩き回っていると、



今、最も会いたくない人と再会してしまった･･･






泉「A〜？やっと見つけたよ〜♪(ﾆｯｺﾘ」



貴「げっ、イズミセンパイ･･･」

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