ほどほどに ページ7
Aはその時、スネイプ先生の部屋へ薬草を届けに行こうとしていた。
A「えーと、これとこれと…あとこれでおっけーか。この材料からすると…脱狼薬？」
わかりにくいけど、優しい所はちゃんとあるんだよなぁ。とAは呟いた。
闇の魔術に対する防衛術の先生、リーマス・ルーピンは学生時代からの付き合いで彼がそう…人狼という事も私とセブルスは知っている。
セブルスはそんな彼の為に難しい脱狼薬の調合をしているのだ。
A「…よし！早く届けに行こうっと！」
Aは勢いよく部屋を飛び出し、近くの角を曲がろうとした。
が、
A「うわっ！！」
ドーーン！！
誰かが急に角を曲がって来て、正面衝突したのだ
ハ「いたたた…えっと…」
3人「「「A先生…？」」」
A「ハリー？！それにMs.グレンジャーとMr.ウィーズリー…こんな所で何を…」
ハ「せ、先生！僕達急いでるのでまた後で！！」
そう言ってハリーがその場から立ち去ろうとした瞬間、
フレジョ「「いけ！捕獲用ネバネバペイントチェイスボール！！！！」」
フレジョがどこぞのアニメみたいなセリフを叫んだ瞬間、彼らの手から大量の羽の生えた…スニッチのようなボールが飛び出した。
A「危ない！！」
3人とAは間一髪そのボールを避け、いくつかは勢い余って壁に衝突し爆発して周りを七色に染めてあったが、他のボールは高速で4人を追いかけて来たのだった。
ハ「せ、先生早く逃げないと…」
ロ「この距離じゃあもう避けられないよ！！」
A「…しょうがない」
Aは杖を構えた
A「インペディメンタ！妨害せよ！」
呪文を受けたボール達は機動力を失い地面に墜落した。だがまだいくつかのボールはピクピクと震えていた。
A「妨害する呪文じゃあ対象物の操作を一時的に止めるだけで、まだ完璧とは言えない…さぁハリー、動きを完全に停止させるにはあと何の呪文を唱えたらいいか、わかる？」
ハ「わ、わかりません…先生」
A「フィニートよ。フィニート・インカンターテム、呪文よ終われ。さあ、3人とも、杖を構えて…唱えてみて」
3人「「「フィニート・インカンターテム」」」
3人がそう唱えると地面に落ちたボール達は完全に停止した。
A「そう！初めてにしては上出来よ！グリフィンドールに20点あげましょう…さて、こんな事している間に…逃げられちゃったか。」
フレジョがいたであろう所を見つめる。
悪戯はほどほどにね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年4月10日 0時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - MIZUKIさん» なんだかんだいって作者は手を繋ぐことなどのシンプルな愛情表現が1番好きです(*´∀｀*) (2017年1月23日 18時) (レス) id: c3d4ca8433 (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - 手ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！ (2017年1月19日 8時) (レス) id: 92a53b009f (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - MIZUKIさん» セブルスの嫉妬…本当に尊いです(´；ω；`) (2017年1月19日 2時) (レス) id: c3d4ca8433 (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - セブルス…嫉妬か！嫉妬だな！俺が嫉妬したいぜ！ (2017年1月17日 13時) (レス) id: 92a53b009f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルー | 作成日時：2017年1月3日 1時
