喧嘩 ページ13
あの日から数ヶ月経った12月某日。
ハリー達3人はいつものように夕食を食べようと大広間へ向かっていた。
そう、いつものようになるはずだった…
それは大広間の入り口の前で起こった…いや、すでに起こっていた。
A「今日という今日は…許さない…！」
セ「ほぉ、君が許すにしても許さないにしても我輩の態度は全く変わらないと思いますが…？A先生？」
これはどういう事だ、と3人はぽかんと口を開けた。
そしてA先生の足元に怯えるように震えて縮こまっている1人の生徒を見つけた。
ハ「ネビル！！」
ネビルと呼ばれた少年は3人の元に一目散に走ってきた。
グ「ネビル、これはどうしたの？なんでA先生とスネイプ先生はあんなに喧嘩をしているの？」
ハーマイオニーはまるでネビルが事の元凶であるかのように尋ねた。
そしてそれは大方間違ってなかったようで
ネ「そっ、それが僕が大広間に入ろうとした時にスネイプ先生に会って…いつものように嫌味を吐かれて減点されようとした所にA先生が来て、『それは生徒に対する嫌がらせです！』って言って、それにスネイプ先生が反論して…」
ロ「そして、今の状況って事か…」
ロンがそういうとネビルは顔を伏せた
ネ「ぼっ、僕どうしたらいいかわからなくて…僕のせいでこんな…」
ハ「大丈夫だよネビル。少なくともそれは…君のせいじゃない」
ハリーそう呟くと同時に後ろから声が聞こえてきた。
ミ「ええ、大丈夫ですよ。毎年の事ですから」
ネ、ハ、ロ、グ「「「「マクゴナガル先生？」」」」
マクゴナガル先生は呆れたように言った
ミ「彼らは一年に一度あのように大喧嘩をするのですよ…本当に毎年毎年飽きない事です…去年は犬と猫に変身させたのにまだ懲りてないようです…」
ハ「犬と猫？！」
驚いたのはハリーだけでなく他の3人もだった。
ミ「さて、今年は何に変身させましょうかね…」
そう呟いたマクゴナガル先生の顔の横を、凄まじい勢いでスネイプ先生の出した赤い閃光が横切ったのは、一瞬のことだった。
セ「あっ…」
マクゴナガル先生に先に気づいたスネイプ先生の顔が青くなっていくのに伴って、A先生はスネイプ先生の視線の方へ顔を向け、そして固まった。
ミ「ごきげんよう。2人とも」
笑顔で2人の先生の方を向くマクゴナガル先生は、なんとも言えない恐ろしさを醸し出していた。
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年4月10日 0時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - MIZUKIさん» なんだかんだいって作者は手を繋ぐことなどのシンプルな愛情表現が1番好きです(*´∀｀*) (2017年1月23日 18時) (レス) id: c3d4ca8433 (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - 手ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！ (2017年1月19日 8時) (レス) id: 92a53b009f (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - MIZUKIさん» セブルスの嫉妬…本当に尊いです(´；ω；`) (2017年1月19日 2時) (レス) id: c3d4ca8433 (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - セブルス…嫉妬か！嫉妬だな！俺が嫉妬したいぜ！ (2017年1月17日 13時) (レス) id: 92a53b009f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルー | 作成日時：2017年1月3日 1時
