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決心もつかないまま 月日だけが過ぎた
日に日に増す忙しさゆえに
大倉と会うなんて事は困難に近かった
そんな俺らは
某アイドル誌の掲示板でやり取りをしていた
‘‘ 北山へ
忙しぶるな!
もう、あまりにも忙しぶってたらごはん誘わないぞ!一緒に食べてやらないぞ! ’’
‘‘ 大倉へ
ふざけんなよ(笑)
忙しぶってねーよ!
マジでタイミングが合わなくて会えないからな〜。オレに言うまえに、お前は4年前から忙しぶってるからな(笑)’’
大倉は どんな気持ちでこれを書いていますか?
分かんないけど
大倉からこんな言葉が出て来るだけで
俺は感激です
それからは落ち着いてきて
たまに呑みに行く事もあった
話す事といったらグループの話ばかり
同い年だけど俺はグループ最年長であいつは最年少
それだけでグループの見え方は随分違う
それが面白かったし
メンバーについて楽しそうに語る大倉を見るのが
俺は好きだった
俺らの関係はずっと変わらなかったけど
それが幸せでもあった
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作者名:瑠 花 . | 作成日時:2016年3月12日 17時