#Peace_of_mind ページ2
.
「……！」
シャワーを浴びて部屋へ戻ると、
扉の音に反応したPEARLと目が合った。
「ごめん、起こしちゃった…？」
P「ううん、おいで…」
眉間に皺を寄せ、
少し掠れた声でわたしを呼ぶPEARLは
布団をめくって、ベッドをポンポンと叩く。
大人しくそこへ寝ると、
ギュッと心地よい強さで抱きしめてくれた。
P「寝れなかったか…？
ごめんな、気づかなくて…」
「………」首を振る
P「………」
PEARLは一旦わたしから離れると、
ベッド横にある
小さなオレンジ色のライトを付けた。
P「もうゆっくり休んでいいんだよ…」
「………」
そう言って、ゆっくり頭を撫でるPEARL。
なんでこんなにもわたしのことが分かるんだろう。
PEARLはいつも
わたしの思ってることをすぐに読み取って
言って欲しいこと、して欲しいことを
的確にしてくれる。
P「しっかり寝な…
俺がついてるから…」
「……ありがとう…」
P「怖かったらいくらでも起こしていいよ…」
ゆっくりと撫でてくれるその大きな手と
微かに聞こえる心音が心地よくて
わたしはそのままスッと眠りについた。
「zzz…」
P「おやすみ…」おでこにkiss
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 381人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Raby
| 作成日時：2021年10月5日 3時
