Episode XXXVIII ページ39
.
流れる血を手で必死に抑えて
MIGHTY WARRIORSのもとへ帰った。
「はァッ…はァッ…」
B「Aッ？！」
P「どうしたんだよその傷ッ！！」
「はァッ…」
P「無茶すんなっつったろッ！！
誰にやられたッ！！」
「……ッッ、」
“ PEARL？とかいう人使えば楽勝じゃない？
アンタなんて。”
PEARLの顔を見た瞬間、
あの女が言った言葉を思い出して、
今まで抑えていた怒りが爆発した。
「あﾞあぁぁぁッ！！！」
わたしは吾を忘れて
テーブルにあるもの全てをひっくり返し、
CDやレコードを壁にぶちまけ、
泣いて、叫んで、暴れた。
P,B「おいAッ！！」
「なんで…ッ」
B「Aッ！！」
「なんでだよッ！！」
BERNIEとPEARLが必死にわたしを止める。
それでもわたしはその手を払い除け、
目の前にあるものを投げ飛ばし、蹴り飛ばす。
「信じてたのに…ッ！！」
P「A！落ち着け！！」
荒れ狂ったわたしは目の前が見えなくなり
止めようとしてくれてるPEARLを殴った。
P「A…！」
「うるせぇッ！！」殴る
P「いってッ…」
B「おいAッ！
お前いい加減にしろッ！！」
P「やめろB！怒鳴るな！！」
何度も拳を高く上げるわたしを
PEARLは正面から思いっきり抱きしめた。
「離せッ…、離せッ！！」
P「A、落ち着いて。
俺だよ、PEARLだよ。」
「触んなッ、やめろッ！」
P「A、俺の顔見て。」
「離せよッ！」
P「Aッ！！」
「……ッ！」ﾋﾞｸｯ
P「ちゃんと俺の顔見て。」顔を掴む
「……ッ」
P「俺だから、PEARLだから。」
「………PEARL…ッ」
P「声上げてごめん。
思いきり泣いていいよ。
俺見ねぇから。」抱きしめる
「…ぅ…ッ」
わたしはPEARLの胸で声をあげて泣いた。
わたしが泣いてる間、
PEARLは静かにずっと頭を撫で続けてくれた。
.
Episode XXXIX 〜PEARL side〜→←Episode XXXVII
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 746人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風磨ラブ - PEARLめっちゃかっこいい (2018年1月9日 18時) (
レス) id: 0516c4d325 (このIDを非表示/違反報告)
takanaotetsu - パール、めっちゃかっこいいです！更新待ってます！頑張ってください！ (2016年8月22日 20時) (レス) id: 36d93756ce (このIDを非表示/違反報告)
聖愛(プロフ) - バーーーーニーーーー！！！！かっこいい！バーニーなにすんのかなぁ〜押してダメなら引いてみろ！とか？いや〜めっちゃ楽しみ！ (2016年8月15日 16時) (レス) id: 774a93f2e5 (このIDを非表示/違反報告)
りん - PEARLめっちゃかっこいいです！ (2016年8月9日 10時) (レス) id: dc5726cfd9 (このIDを非表示/違反報告)
白濱らな - バーニーさんめっちゃカッコいいです!!!更新頑張ってください!!! (2016年8月8日 18時) (レス) id: c036f46ce4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Raby
| 作成日時：2016年8月6日 1時
