【オリジナル】復讐のクローバー【BL】

＃06　復讐 ページ8

俺は夜になったことを確認し窓の鍵を開け外へ飛び降りるように出た。
「ッ…！何とか出れた……が」
警備隊が居る……塀を登るか……と言っても低いから平気か……
俺は塀を越え、路地裏に行く。その瞬間後ろから銃みたいなものが当てられた。
？「何道草食ってるんだい？死神」
「道草？何が言いたいんだ？灯」
灯「何が言いたい？それは此方のセリフだね。」
「此方のセリフか…ッ！」
俺は灯に蹴りを入れ灯りが受け身を取ってるうちに銃を構える。
灯「へぇ……コレが世界最強なんて笑えるな。」
「世界最強か…俺はなりたくてなったんじゃない。"復讐"を果たすために殺し屋になったんだ。」
灯「復讐？笑えるな。」
「笑えるか………まぁ…コレで"最後にする"しな…世界最強、譲ってやるよ。その代わり――湊には手を出すな。」
灯「湊………あぁ…雨宮財閥の御曹司にか……分かった。引き受けよう。」
「物わかりよくて助かるな……」
灯の肩に手をおいた。そして俺はある場所に向かった"復讐"のために。

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