【黒バス】僕はあの家には負けない。

―文化祭前日― ２ ページ8

―赤司side―


青峰は外でクイズ研の手伝い、緑間は占い研のHelp。


黄瀬は中庭でダンスの練習。どうやら教室を追い出されたらしい。


桃井に聞いたら苦笑いをしていたからそういうことなのだろう。



赤｢あとは黒子達のクラスか…｡｣



―――――

赤｢黒子｡｣


黒｢あ、赤司君｡｣


赤｢調子はどうだ？｣


黒｢問題ありません。ほぼ完了です｡｣



言葉の通り教室はしっかりと装飾され、カフェへと様変わりしている。



さて…黒子はいいが…。



赤｢白夜が見当たらないが？｣



校庭、中庭、校門付近、校舎内はほとんど見てまわったが…。



黒｢悠斗君ならまだ屋上だと思いますよ｡｣


赤｢屋上？｣


黒｢はい。今日は夕焼けが綺麗ですから｡｣



夕焼け…？



黒｢悠斗君に何か用事ですか？｣


赤｢いや…そういう訳ではないが…。ありがとう。行ってみるよ｡｣



そう答えて教室を出る。



夕焼け、か…。

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