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放課後は部活のミーティングがあるから待ってろ、と言われ



私は校門に寄りかかり、長い髪を弄っていた









ふと空を見上げると、太陽が眩しくて目を細めた








汗が頬を流れ、地面に落ちた



この暑さなら、すぐに何事もなかったかのように蒸発してしまうのだろう









「……A?」









名前を呼ばれ目線を下げる









もうすっかり見慣れた、不思議な髪型



変わらない落ち着いた雰囲気









『……大石…!』









忘れられるはずがなかった



いくつもの記憶が浮かんできた









私の頬には、涙が伝う









「A、今まで氷帝にいたのか…!?英二も、…皆も心配していたんだぞ…!」








大石が私に向かって、右手を伸ばした







『……ッ』



























渇いた音が、響く



目の前には頬を押さえた大石









“私が大石の手を叩いた”









そんな事実が




自分がしたことが



信じられなくて









思わず座りこんだ







視界が歪んだ


息が出来ない









夏の日差しが容赦なくジリジリと照りつける




最後に見えたのは大石の心配そうな顔だった







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ふゆ(プロフ) - 大石…!!大石のかっこよさを再認識した。跡部様とヤンデレは合いすぎじゃね?もどかしい!!!好き!!!←最高すぎて語彙力がきえた (5月7日 19時) (レス) @page44 id: 2bf5e7b9f5 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - ありがとうございます!夏休み明けにテストがあるのですぐには投稿出来ませんが、待って下さると…!楽しんで頂けたなら何よりです!! (2019年8月19日 18時) (レス) id: 513e5bb4f0 (このIDを非表示/違反報告)
四葉月 - 面白かったです!完結おめでとー!!笑 幸村の小説も楽しみにしてます! (2019年8月19日 15時) (レス) id: 762cc88bb5 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - テスト期間に入るのでしばらく更新できません!すみません! (2019年6月12日 20時) (レス) id: 513e5bb4f0 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 一琳さん、コメントありがとうございます!そう言っていただけると幸いです。更新頑張ります! (2019年5月20日 21時) (レス) id: 513e5bb4f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2019年5月3日 17時

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