え ろ 甘 カ レ シ 【赤○】

え.ろ甘カレシ１８…*** ページ18

執事の名前さんに叫んでいたところを見られてから数日

そんな事なんて頭の片隅の片隅に行っちゃって、相変わらず忙しいスケジュールに

身を任せて過ごしていた



A「んー………こうやってまったり過ごす週末もイイなぁ……」



なんて紅茶を片手に読書、なんて優雅な時を過ごしてみたりする

今日は、征十郎には何やら用事があるらしく一緒には過ごせないようだ

…………………ちょっと寂しいなぁ…

そんな事を思っていると、突如コンコンと扉を叩く音が聞こえた



メイド「A様、お時間でございます」



そう言って何やらふわふわしたキラキラの……



A「ドレス！？い、いやいやいや……そもそも時間って何ですか……」



わたわたとしながらも質問するも、「お手伝いいたしますねー」なんて言われて

服をそのドレス(？)に変えさせられていた

何が何だかわからず、もうされるがままになっていると

数人のメイドさんが部屋にやってきて「メイクしますね」とか「髪をセットさせて頂きます」

などと、よく分からないことを言い出す始末である



A「(あれ……今日って何かあったっけ……？
　 スケジュール的には何にもなかったと思うんだけど……)」



そんなこんなで目の前の鏡に映っている自分が、高速で早変わりするのを

他人事のようにぼぅっと見ていた



メイド「では、A様、こちらへどうぞ」



そう言って慣れないふわふわのパーティで着るようなドレスで、屋敷の廊下を案内していく

そして見えてきたのは、普段は使わないパーティ用のホール



メイド「それではいってらっしゃいませ」



詳しいことを何１つ口にすることなくそう告げたメイドさん

バタンと扉を閉められて、真っ暗な目の前の空間

どうしたらよいかと戸惑っていると、突如すぐ耳元で囁かれた



征十郎「いらっしゃい、A…………」

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