忘れてほしくないから、ずっと傍にいるよ。 その2 ページ45
確かに兄ちゃんたちが俺にはいるけど…
…ドイツがいないだけで、
こんなにもの大きな喪失感がわいてくるなんて。
――ドイツに会いたい。
――ドイツと話したい。
――ドイツの傍にいたい。
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イタリア「ドイツー!!」
イタリア「…って、ゆ、夢だったんだ…」
体を起こすイタリア。
本当に夢だったのかな?
この思いを必死に押さえつけるイタリア。
イタリア「ヴェ……」
ドイツのところに行こうと思うが、
夢にでたようにまた断られたりしそうという感情が、
わきでてしまい、少し躊躇ってしまう。
それでも立ち上がり、服に着替えて、
ドイツの場所へ向かう。
イタリア「ドイツー!」
全力で走るイタリア。
少しでも早くドイツに会えるように、と。
ドイツ「イタリアじゃないか。今日はどうしたんだ?」
イタリア「はぁ…はぁ…」
息を切らして走ってきたため、
呼吸を言葉が上手く発せない。
ドイツ「と、とりあえず水でも飲んだほうがいい」
心配そうな顔で、
家の中にイタリアをいれると水を持ってきてくれた。
イタリア「ゴクゴク…ふぅ」
ドイツ「それで、今日はそんなに急いで一体どうしたんだ?」
イタリア「えっと…」
直前になって言葉が詰まってしまう。
言いたいのに…
でも言わなきゃ…伝えなきゃ…
そう自分に言い聞かせる。
イタリア「あ、あのね…俺、ずっとドイツと一緒にいたいんだ」
ドイツ「…きゅ、急にどうしたんだ?」
吃驚とした表情で聞き返すドイツ。
イタリア「最近ドイツが忙しいのはわかってるつもりだよ。それでも…横でいいからドイツの傍にいたいんだ」
ドイツ「イタリア…」
イタリアは涙ぐみながら言う。
そしてそれを真剣に見つめるドイツ。
ドイツ「…当然だろう?俺たちは仲間じゃないか、忘れたのか?」
微笑みながら言うドイツ。
イタリア「ドイツ…!」
ドイツ「だがな、俺にも仕事がある。その時はやはり相手することは無理だ」
イタリア「ヴェ……」
ドイツ「…そんな悲しい顔をするな。なるべく多くイタリアに会えるように時間を作るし、
逆に俺もイタリアの家に邪魔させてもらう。いいだろうか?」
イタリア「勿論だよ〜!」
これからもドイツの傍にいられることを、
とても嬉しく思うイタリア。
イタリア「俺、ドイツのこと大好きー!これからもずっと傍にいてね!」
ドイツ「あぁ。俺も大好きだぞ、イタリア」
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カチューシャ - うわあああああああああっ!!!!!とてもいい作品です!!!ですが背景g(((殴 ごめんなさい!!ソ連の旗にしてほしいです,,,,,,,, (2020年11月28日 15時) (レス) id: c5c9a2f543 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜姫 - 読みましたよ〜続編これから読むつもりです面白いのです・・・が!!背景が気になってしまいます・・・というより目が痛いですものすごーーくチカチカしちゃいます(×ω×)背景・・・申し訳ないのですがどうにかなりませんでしょうか? (2013年11月25日 15時) (レス) id: d3b154835f (このIDを非表示/違反報告)
イヴァン総本家。(プロフ) - 波流歌さん» はい!ありがとうございます('-'*) (2013年2月9日 2時) (レス) id: 53c8178420 (このIDを非表示/違反報告)
波流歌(プロフ) - イヴァン総本家。さん» そうですか?………!?ほ、本当ですか!?……こちらこそ、よろしくお願いします。 (2013年2月8日 23時) (レス) id: 6e29b5c92d (このIDを非表示/違反報告)
イヴァン総本家。(プロフ) - 波流歌さん» いえいえ、お気になさらず!キャラについてはあまり自信がないので、そう言っていただけると何だか救われたような気持ちになります(^o^) 此方こそ。是非とも宜しくお願い 致します! (2013年2月8日 23時) (レス) id: 2c7a94e036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イヴァン総本家。 | 作者ホームページ:http://yaplog.jp/russia1230/
作成日時:2013年1月3日 20時