第71話 お二人〜 ページ22
ピィッピィッピィーー！
角馬『試合終了ー！これは歴史に残る戦いだ！もう一度、両者に大きな拍手を！』
うわぁぁぁ！
瑞希｢やったね！皆！優勝だよ！｣
明日人｢やった！やった！やった！｣
灰崎｢これで、アレスの天秤も終わりだな｣
野坂｢そうだね、でもその前にやることがある｣
瑞希｢あれをやるのね…｣
野坂｢あぁ｣
明日人｢あれって…？｣
野坂｢今は言えない…だけど、僕を信じてくれ｣
灰崎｢…分かったよ｣
野坂｢それじゃあ、着いてきて、灰崎君｣
灰崎｢おー｣
瑞希｢僕もいい？｣
野坂｢…いいよ｣
瑞希｢それじゃあ、僕は灰崎君とドアの前で待機でいい？｣
野坂｢あぁ｣
僕は野坂さんと灰崎君と一緒に“月光エレクトロニクス”へ向かう。
野坂｢それじゃあ、2人は此処で待ってね｣
灰崎｢あぁ｣
瑞希｢何かあったら直ぐに駆けつける｣
野坂｢ふふ、ありがとう｣
そう言って、野坂さんは社長室見たいな所へ入る。
瑞希｢これで、アレスの天秤も完全に消えるわね｣
灰崎｢これで、俺の復讐は叶った｣
瑞希｢復讐が叶ったと同時に他にも大切な物出来たでしょ？｣
灰崎｢…あぁ、そうだな｣
瑞希｢ふふ｣
すると、
｢貴様ァァ！｣
怒鳴る声がドアの向こうから聞こえる。
瑞希｢灰崎君！｣
灰崎｢あぁ！｣
僕達は急いでドアを開け、灰崎君は“月光エレクトロニクス”の社長に向かってサッカーボールを当てる。
瑞希｢野坂さん！大丈夫?!｣
野坂｢あぁ、瑞希、それに、灰崎。ありがとう。僕は大丈夫だよ｣
瑞希｢なら良かった…｣
灰崎｢おい、そろそろ出るぞ｣
野坂｢そうだね｣
僕達は下まで降りる。
下まで降りた時、
｢野坂くん！｣
そこには杏奈ちゃんが野坂さんを待っていた。
野坂｢何？｣
杏奈｢ちょっと…話したいことがあるの…｣
そう言って、杏奈ちゃんは僕と灰崎君を見る。
瑞希｢あー、灰崎君！僕達は、先に帰るとするよ！｣
灰崎｢はぁ？何でだよ！｣
瑞希｢彼女ちゃんと一緒に居たくないの？(ﾎﾞｿｯ｣
灰崎｢なっ！｣
瑞希｢はいはーい！私達はもう帰るから後はお二人でごゆっくり〜｣
僕はそう言って、灰崎君を押して外に出る。すると、
｢凌兵ー！｣
瑞希｢あ、ほら早速彼女ちゃんが待ってるよ｣
僕はそう言って、灰崎君の背中を押す。
灰崎｢わっ！てめぇ…｣
瑞希｢そんじゃあ、こっちの2人もごゆっくり〜｣
僕はそう言って、ルンルンで帰る。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スイジュ(プロフ) - 猫宮さん» 大丈夫です！誤字をした私の方が悪いので。指摘ありがとうございます！ (2019年10月9日 23時) (
レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 62話！発送→発想です！訂正ばっかで上からすぎるよね！ごめんね！ (2019年10月9日 17時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 59話！皆の中→皆の仲です！ (2019年10月9日 17時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
