第66話 作戦実行 ページ17
瑞希｢ふぁ〜｣
眠…。
瑞希｢昨日は、道成君にあの話をしたせいで寝るのが遅くなったんだよね…｣
眠たい目を擦りながら部室のドアが開く。すると、部室に居た人物に僕は目を丸くする。
瑞希｢…え？｣
｢やぁ、これで全員揃ったね｣
野坂が部室の椅子に座ってた…。
瑞希｢何で…？｣
野坂｢君達にこれを渡す為だよ｣
そう言って、野坂はそう言ってつくしちゃんにUSBメモリーを渡す。
つくし｢これは？｣
野坂｢王帝月ノ宮のメンバーのデータだよ。その中にグリッドオメガもある｣
小僧丸｢何で俺達にこんなの渡すんだよ…｣
野坂｢僕達は君達のことを知ってる。君達も僕達のことを知る権利はあるんじゃないの？｣
瑞希｢だからかー｣
そう言えば、野坂さんが明日人君達の前に現れてこんなこと言ってたっけ…。
野坂｢それじゃあ、僕はこれで。君達との戦い、楽しみにしてるよ｣
そう言って、野坂さんが帰ろうとすると、
野坂｢あ、瑞希｣
そう言って、野坂さんは僕の腕を掴む。
瑞希｢？｣
野坂｢ちょっと、来てもらうよ｣
瑞希｢え？あ、ちょっ！｣
明日人｢瑞希！｣
僕はほんまま野坂さんに引っ張れながら歩く。ていうか、明日人君が僕の名前呼んだ気がするけど…。
瑞希｢ねぇ、野坂さん｣
野坂｢何？｣
瑞希｢何処まで行けば気が済むの？｣
野坂さんに腕を掴まれて、現在は移動中。何処に行くのか全くわかんねぇ…。
野坂｢んー、ここら辺でいいかな？｣
そう言って、野坂さんは手を離してくれた。そこは人気の少ない路地裏。
瑞希｢ここに僕を連れてどうしたの？｣
野坂｢君にだけは報告しようかなって思ってるんだ｣
瑞希｢それって、アレスの天秤を潰すことを実行するってこと？｣
野坂｢気づいてたんだね？｣
瑞希｢だって、君が僕達に月ノ宮のデータを渡したってことはそういうことでしょ？それに、グリッドオメガは相手を戦闘不能にする技。だけど君はそのデータを僕達に渡した。だからだよ｣
野坂｢君って鋭いね…｣
瑞希｢そりゃあ、どーも。それと｣
野坂｢？｣
瑞希｢これが終わったら杏奈ちゃんと付き合うでしょ？(ﾆﾔﾆﾔ｣
僕はニヤニヤして野坂さんに聞くと、
野坂｢え？｣
瑞希｢え？｣
野坂さんがキョトンとする。
瑞希｢杏奈ちゃんと付き合わないの？｣
野坂｢何で？｣
瑞希｢え？だって、野坂さんって杏奈ちゃんのこと好きじゃないの？｣
野坂｢はぁ…君って、つくづく鈍感なんだね…｣
野坂さんは大きなため息をつく｡
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スイジュ(プロフ) - 猫宮さん» 大丈夫です！誤字をした私の方が悪いので。指摘ありがとうございます！ (2019年10月9日 23時) (
レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 62話！発送→発想です！訂正ばっかで上からすぎるよね！ごめんね！ (2019年10月9日 17時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 59話！皆の中→皆の仲です！ (2019年10月9日 17時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
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