第149話 名前 ページ18
瑞希「えっ?名前?」
姫「そう、名前」
瑞希「んー、じゃあ桃姫(トウキ)って言うのはどう?」
姫「桃姫…えぇ、気に入ったわ」
瑞希「それじゃあ、改まして、よろしくね!桃姫!」
桃姫「えぇ、よろしく」
そう言って、桃姫は僕を抱き締める力を強める。
紫姫(…瑞希、少し変わって)
瑞希(えっ?いいけど。どうしたの?)
紫姫(少し話したいことが…ね?)
瑞希(わ、分かった)
瑞希「桃姫、紫姫が何か話したいことがあから変わるから離して」
桃姫「…分かったわ」
そう言って、桃姫は渋々僕を離す。僕は目を閉じ、紫姫と入れ替わる。
瑞希「…あれ?ここ、何処?」
何もない所。ていうより暗い空間。
瑞希「ここって、紫姫と夢で会うところ…」
何でここに…と呟く。
瑞希「んー、分からないなー。それに、ここに居るだけじゃあ、暇だなー」
ーーよし!
瑞希「歌を歌うか!」
僕は、そう言って息を吸って歌おうとすると、
紫姫(もういいわ。話は終わったし貴女と変わるわね」
瑞希「えっ?あ、うん」
僕は、また目を閉じ紫姫と入れ替わる。
瑞希「ふぅ、何があったの?」
ハルヤ「いえ、特に何もありませんでした」
瑞希「えっ?」
ハルヤ「えっ?」
瑞希「何で僕に敬語なの?」
ハルヤ「いえ、貴女様はいずれ姫になる存在ですから」
瑞希「(*・ε・*)お願いだから!普通の私として対応してよ!o(`ω´*)o」
ハルヤ「しかし!」
瑞希「だーかーらー!普通に対応てよ!今の僕は姫じゃなーい!」
桃姫「頑固ね」
ハルヤ「…」
瑞希「お!ね!が!い!」
ハルヤ「…分かりました」
瑞希「はぁ…ありがとう…」
紫姫(凄い勢いで断ったね…」
瑞希(疲れた…)
僕は、その場にペタンと座った。
ハルヤ「ひ…瑞希!大丈夫か?」
瑞希「あー、さっきので疲れた…^^;」
桃姫「そろそろ帰る?」
瑞希「そうだね…もう帰って寝るね!」
僕は、玄関へ向かう。
瑞希「じゃ!またね!ハルヤ!洞潔!」
僕は、そう言って帰った。
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極・吹雪姫 - 続編でコメント待ってますわ(もうコメしたので)← (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - にゃ・・///にゃるほど///面白い//・・にゃ/// (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - スイジュ>いやぎりぎりですわwちなみに・・落ち誰???←まだ途中までしか見てない(番外編69 にゃ!) (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - てかトウマの『・・・にゃ』が地味につぼったけどwwwぷえwwwちょっwww (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 極・吹雪姫さん» 大丈夫ですか? (2019年5月9日 20時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スイジュ | 作成日時:2018年10月10日 0時