サッカー少女と刻印

番外編 点数 ページ3

『タツヤが現在一位か…』

｢なんか歌いやすい音だったからね｣

『そりゃあ…タツヤの声優が歌ってたかね。そりゃあ歌いやすいよ』

｢そうなんだね｣

｢あ、残り採点されてないのAだけだよ｣

『分かった！』



そう言って僕は曲を入れる。



｢この曲名は？｣

『『深海少女』』



そう言って僕は歌い出す。









｢｢おぉ…！｣｣



なんと、点数は満点取った。



『これは僕も驚きだね…』

｢流石Aだな！｣

『ちなみに一位には何か特権とかあるの？』

｢確か…一位の人が最下位の人に一つ命令をする｣

『へぇ…。ちなみに最下位は？』

｢フロイだよ｣



そう言って光はドアの外を指差す。



『え？フーくん？というかなんでここに？』



僕は驚き、ドアを開ける。



｢Aー！逢いに来たらカラオケやってたから俺も歌ってみたんだ！日本語！｣

『なるほどね…。日本語は喋るのはいいけど歌うのが苦手だよね、フーくん』

｢あはは、それで最下位だよ〜」

『ちなみにフーくんは何点取ったの？』

｢えっと…80ピッタリ！｣

『それ以上みんなは高いと…。鉄之助って何点？』

｢80.001｣←

『この場合ギリギリじゃん』

｢それで？命令は？Aになら何を命令されてもいいよ！｣

『んー…それじゃあ折角のカラオケだし、フーくん、僕と一緒に『Катюша』歌ってよ！』

｢お！それなら俺も得意な曲だ！｣

｢それが罰ゲームかよ｣

『え？命令でしょ？罰ゲームにはなってないから平気だよ』

｢Aー！それじゃあ歌おー！｣

『分かった！』



この後はみんなと楽しくカラオケをした。

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