オッドアイ少女の相談所

第357話 焦り ページ22

夕食。今回は一星も一緒だ。



A｢あ、そう言えば僕、明日、さくら元町へ帰るんだ｣



そう言うとガタガタガタッ！という音を立てながらみんなは立ち上がる。



西蔭｢本当なんですか！黒姫さん！｣

A｢うん、そうだよ｣

明日人｢え！なんで！｣



みんなが焦りの表情を見せる。てか野坂…何故お前も驚いてるし…。



A｢ナツメ達が寂しがってたからね。久しぶりに僕も会いたいと思ってるし｣

野坂｢それってもう戻ってこない？｣

A｢え？違うよ。明日の日帰り。でももしかしたら明後日に帰ってくるかもしれないからよろしく｣



僕がそういうと何故か皆ほっとして席に座る。



明日人｢なんだ…そういう事だったんだ…｣

灰崎｢驚かすな｣

A｢別に驚かすつもりは無いけど｣

野坂｢明日、いつ帰るの？｣

A｢んーとね…7時｣

明日人｢そんなに早くから?!｣

A｢うん。僕もなるべく長くみんなといたいからね｣

明日人｢へぇ…｣

A｢あ、それじゃあご馳走様ー｣



そう言って僕は食器を置いて、お風呂に入って寝た。

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