オッドアイ少女の相談所

第366話 身代わり※書き方変えました ページ31

その後、一星はボールを持って一人で上がってゴールまで行くが…



｢っ…！｣



恐らく光くんのことを考えたんだと思う。一星の蹴ったボールはゴールのバーに当たる。



『まだ迷ってるのね…』



だけど…君はきっと僕達の差し伸べた手を掴むはず。









試合再開。僕はボールを奪い、また一星にパスを出す。



｢なっ…！｣

『走れ！一星！』

｢……！｣



僕の言葉で一星は走る。



｢裏切り者が！調子に乗るな！｣



そう言って相手は必殺技を使い、隕石を落として一星に攻撃する。一星は覚束無い足取りで前に進む。その時、一星は光くんと充で人格がコロコロ変わっていた。

すると一星の前に大きな隕石…。



『光くん…！』



僕は光くんのもとへ走り…



｢っ！A…さん…！｣



光くんを押し退け、身代わりになる。



『っっ！！！』



僕の目に映ったのは巨大の隕石だった。



｢Aさん！｣



最後には慌てた声の光くんが聞こえてきた。それと同時に僕が腰に付けていた二つのアークが光った。

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