サッカー少女の告白

第244話 信念 ページ23

そして、残り時間わずか一分。


円堂｢みんな！油断するなよ！｣

A｢いくら残り一分でも、逆転のチャンスはあるからね！｣

明日人｢最後まで全力で行くぞ！｣


僕達の声にみんなはおう！と答える。


ハオ｢必殺タクティクス『蒙古襲来』！｣


また、そのタクティクスを使うが…


野坂･光｢｢『ザ･ジェネラル』！｣｣



野坂くんはみんなに指示を出す。え？『ザ･ルーラ』は？って？あの技を使うと面白くないからね。野坂くんからの指示が出るまで使わないよ。


そして僕達はぶつかり合う。中国代表も日本代表もみんな、既に体力の限界。それでも負けじとお互いぶつかり合う。



ハオ｢やぁぁ！｣

剛陣｢しまった！｣


ハオくんは隙をついて剛陣くんからボールを奪い上がる。


ハオ｢やるぞ！チャウ･シン！｣

シン｢あぁ！ここで終わってたまるか！｣

ハオ｢たとえここで全ての力を使い果たしたとしても…！｣


そう言ってボールを取ろうとする明日人くんと基山くんをハオくんは躱す。


光｢まだこんな力を残していたなんて…！｣

野坂｢いや、君の分析は正しい。彼らは既に限界を超えているはずだ｣

光｢えぇ？｣

A｢そう、限界になっても走り続けてるんだ。己の信念にかけてね！｣


そして、二人は息切れになりながらもゴールへ向かって走ってくる。

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