オッドアイ少女の観察 (ページ9)

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第294話平常運転ページ9

｢姉ちゃん！｣

A｢ぐっ！｣

拓也だ。拓也が僕に向かって走ってきて抱きついてきた。その時、痣に響く。まじいてぇ…。

A｢た、拓也…なんでここに居るんだ…｣

拓也｢姉ちゃん！大丈夫か！なにかされてないか！｣

A｢お、落ち着け…。何故ここに…｣

なんか、拓也がすっげぇこっちの顔を見る。

拓也｢その様子だと何も無いようだな…安心した…｣

拓也が僕の顔を見て一安心していると…

｢おーい！拓也ー！そんなに走らなくてもいいだろー！｣

｢全く…ミッチーが飛び出したからお姉ちゃんを心配するのもわかるけど…｣

今度はアキノリとナツメが来た。

A｢ナツメぇぇぇ！｣

現れた僕の可愛い可愛い妹に僕は抱きつく。←

ナツメ｢わっ…もう！お姉ちゃんは…！｣

A｢ふふ、ごめんね！でもナツメが可愛すぎるのが問題だよ！｣←

｢あはは…相変わらずだね、A｣

｢Aちゃん、久しぶり｣

今度はトウマとアヤメちゃんも現れる。

A｢トウマにアヤメちゃん！なんでここに居るの？｣

｢そいつらだけじゃない。俺達も居るぞ｣

なんと！ハルヤと島之内まで！

A｢オールスターズ勢揃い?!なんで?!｣

ナツメ｢拓也くんが、Aのことが心配って言ってたからみんなで来ることになったの｣

拓也｢まぁ…酒呑童子と洞潔は呼んでねぇけどな？｣

ハルヤ｢うるさい。つね、姫の傍に居るのがナイトの務めだからな。さぁ！姫！｣

そう言ってハルヤはナツメに膝まづく。

ナツメ｢だから！止めてって！酒呑くん！｣

A｢www平常運転だな｣

ナツメ｢なんでお姉ちゃんにはしなくて私にするの！｣

ハルヤ｢Aには普通にして良いと言われたので｣

ナツメ｢それなら私も普通がいい！｣

ハルヤ｢それはなりません！｣

ナツメ｢なんでよ！｣

ハルヤ｢紫苑様との約束ですから｣

A｢諦めろ、ナツメ。ハルヤがこんなんだからな…｣

島之内｢姫も姫の自覚を持ってください｣

A｢wすまん、島之内。どちらも姫だからどっちに言ってるのか分かりませんわー(棒)｣

島之内｢はぁ…。紫苑様の生まれ変わりがこんなにマイペースとは…｣

A｢それは僕が悪うございます～｣

島之内｢…………成績を下げますよ｣

A｢わぁぁ！ごめんって！僕が悪かったからそれだけは勘弁してくれ！｣

島之内｢冗談です｣

A｢こんの…腹黒…｣

洞潔…恨むマジ。