第7話 部屋割り ページ9
A「それって…僕も引くの?」
僕は恐る恐る訪ねる。
趙金雲「えぇ、そうですけど?」
A「僕…女だよ?」
趙金雲「構いませんけど?」
A「( ´°ω°` )おっふ…」
趙金雲「それではレディーファーストでAさん、引いてください」
A「はいはい」
僕はそう言って監督の手に握られているくじを僕は引く。
A(緑…)
趙金雲「何色でした?」
A「…秘密で…」
趙金雲「ほほう?それでは皆さんも引いてください」
監督の言葉で皆はくじを引く。
趙金雲「ペアになった人達は同じ色の部屋に行ってくださいね。ちなみに白が1人部屋ですからね」
円堂「じゃあ俺が1人部屋か!」
そう言って円堂さんはバックを持って移動する。
A「じゃあ…僕は誰かと相部屋か…」
趙金雲「頑張ってくださいね」
A「はいはい…」
充「A…!途中まで一緒に行こう」
A「うん、そうだね」
僕は充と途中まで部屋に向かう。
充「何でA…この世界にいるんだ?」
A「分かんない…だけど…僕がこの世界に来る前…このブレスレットが強く光ってた…」
充「っ!やっぱり…?」
A「…え?」
充「実は…三日前に…俺のやつも光った」
A「つまり…このブレスレットは僕達を繋ぐもの…?」
充「そうみたいだな」
A「ふふ…!あ…僕、この部屋だから…」
充「?もしかして、A…緑か?」
A「そうだよ?」
充「俺も緑だ」
そう言って充は僕にくじを見せる。
A「!偶然だね!」
充「そうだな」
A「それじゃあ、中に入ろ!」
充「あぁ」
僕は充と部屋に入る。
A「ん〜…疲れた…」
充「そんなこと言ってこの後もつか?」
A「なんとかいけると思う…多分」
充「そうかよ。…もう1つ質問していいか?」
A「?うん、いいけど?」
充「何で右目だけが青色になってるんだ?」
A「…分かんない…でも…この世界に来てからこうなった…やっぱり…気味悪いよね…」
僕は力無く笑う。
充「いや、むしろそっちも方がいい」
充はニヤリと黒い笑みを浮かべる。
A「…え?」
そして、謎の浮遊感に襲われて…気がついたら目の前には充と天井が映っていた。
充「そっちの方が…宝石みたいで綺麗だ」
そう言って充は僕の頬を撫でる。
34人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「トリップ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スイジュ(プロフ) - サクラハルさん» 私は一星兄弟です。現在は兄の充くんの方が好き! (2019年4月5日 12時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
サクラハル - スイジュさんは誰押しですか。私は勿論吹雪君です (2019年4月5日 11時) (レス) id: a2a8195863 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - ニコラシカさん» ありがとうございます! (2018年12月17日 21時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
ニコラシカ - やった(≧∇≦)bまた顔出すからよろしくね(^o^)v (2018年12月17日 20時) (レス) id: 0395a8b6c7 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - ニコラシカさん» ありがとうございます!続きも一星君との絡みあり! (2018年12月17日 15時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スイジュ | 作成日時:2018年12月10日 21時