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じゅう。 ページ11

大ピンチです。


国見君がめちゃくちゃ怒ってます。


日曜の今日。私と国見君と金田一君と図書館で勉強をしていたのですが私の馬鹿さに国見君がついに切れました。



英「っち。」


めちゃくちゃイライラしている様子の国見様。


でもごめんなさい。お勉強本当にできないので全くわからないんです…。


金「落ち着けよ国見。Aも一生懸命やってるんだから…。」


英「ここまで理解力ないの影山ぶり。」


(影山君も頭悪いんだ…。)


英「明日までにここやってきて。出なきゃもう見ないから。」


貴「はい。ごめんなさい…。」



期末テストは国見君のおかげもありいつも赤点だけど赤点ギリギリ免れました。



貴「うわぁぁぁぁあん!よかった!!!」


英「てかなんで青城来たの?結構進学校なのに…。」


貴「家から近いし制服可愛いから…。」


英「…。」


ため息をついてる国見君。


(嫌われちゃったかな…。)


英「Aってさ、面白いよね。頭良さそうなのにめっちゃ悪いし、不器用だし、アホだしバカだし。」


貴「え、悪口…。」


英「青城受かってくれて良かったなって思うよ。」



急にそんなことを言われるから顔が熱くなるのがわかる。


私多分国見君が好き。

じゅういち。→←きゅう。



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作者名:るる | 作成日時:2018年10月24日 21時

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