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取材は驚く程にとんとん拍子に進んだ。
A「真選組のお仕事って幅広いんですね。」
今はカメラを回さずに休憩している。
土方「まぁ交通整備もしたりするからな。意外か?」
A「意外ではないけど立派だと思います。覚えてますか?浪士組だった時に私現場のリポートしたんですよ?」
土方「…………。」
くわえていたタバコを落とす土方さん。
A「土方さん?」
土方「え?あ!あぁ。俺がお前のファンになった日だ。」
A「私、あの日がはじめてのリポートだったんです…。ずっと江戸を守ってくれてたんですね。土方さん。」
土方「お前さ…。その……。」
沖田「土方さーん、山崎がミントンしてやすぜェ。切腹させやすか?」
土方「んだと???山崎てめぇ!士道不覚悟で切腹するか???」
山崎「ひぃぃい!!!すいやせんでしたーー!!!!」
慌てて逃げる山崎さんを追いかける土方さん。
言いかけてた言葉は気になったがついつい笑ってしまう。
沖田「土方さんと婚約したんですかィ?」
A「土方さんと仲良い沖田さんなら聞いてるんじゃないですか?」
沖田「と言うか見てやした。土方は気に入らねぇが…。野郎、あんたの出る番組は必ず見てた。そんだけでェ。」
A「沖田さんみたいな部下がいて土方さんは幸せですね?」
沖田「ッフ。だろーなー。」
沖田さんは山崎さんと土方さんに向かってバズーカを撃ち、土方さんに怒鳴られている。
土方「悪いな、騒がしくて。」
A「いいえ。素敵なことだと思いますよ。」
土方「なぁ、さっき言いそびれたことなんだが…。明日、俺と出掛けねえか………?」
A「明日ですか?」
土方「こ、婚約者なんだから、で、で、ででで…デートくらいすんだろ!!!!普通!!!!」
A「ップ!!!そうですね!出掛けましょう!」
土方「てめぇ今笑ったな!?」
A「何のことですか?」
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作者名:るる | 作成日時:2022年1月5日 1時