検索窓
今日:1 hit、昨日:12 hit、合計:27,577 hit

27 ページ27

医者「おめでとうございます。」


A「え…。」


最近体調があまり良くなかった。


急な吐き気に襲われたり、食欲があったりなかったり…。


そして病院に行ったら言われた。


土方「おい、Aどうした?ボーッとして。」


A「え!?あ、いや…あの…土方さん…実は…。」


沖田「土方さーん、攘夷志士の密輸現場が分かったそうですぜィ。今山崎が張ってまさァ。」


土方「あぁ、すぐ行く。あ…A…。」


A「い、いいんです!大丈夫…。また後でも…。」


土方「悪いな、すぐ終わらせる。」


A「はい…。」


土方さんは行ってしまった。


A「どうってことないです…。子供が出来たってだけだもん…。」


ーガタンっ!!!ー


A「!?!?銀さん!!!」


大きな物音を立てたのは銀さんだった。


銀時「い、今子供がどうのって…。」


A「聞こえちゃいましたか…。」


銀時「ひ、土方君まだ知らないみたいだけど…。」


A「まだ言えてなくて…。私もさっき知ったばかりなんです。」


銀時「あいつ!こんな時に攘夷志士しょっぴいてる場合か!?連れ戻して来る!!!」


A「だ、大丈夫ですから!!!戻ってきたら話します。」


銀時「大丈夫か?」


A「はい…。私だけの事じゃないんですから…。それに土方さんは婚約者ですよ…指輪も貰ってるんだし…大丈夫…大丈夫です。」


銀時「まぁ、何はともあれおめでとさん。また万事屋遊びにでも来てくれよ。」


A「はい…。ありがとうございます、銀さん。」


伝えようと思っても伝え方が分からなかった。


ゆっくり行こうと言っていて私も賛成だったから。



A「ちょっと来るのが早すぎですよ〜。」


お腹をさすりながら中にいる私達の子供に言った。



A「パパにも早く知ってほしいね…。」

28→←26



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (72 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
168人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 真選組 , 土方十四郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:るる | 作成日時:2022年1月5日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。