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医者「おめでとうございます。」
A「え…。」
最近体調があまり良くなかった。
急な吐き気に襲われたり、食欲があったりなかったり…。
そして病院に行ったら言われた。
土方「おい、Aどうした?ボーッとして。」
A「え!?あ、いや…あの…土方さん…実は…。」
沖田「土方さーん、攘夷志士の密輸現場が分かったそうですぜィ。今山崎が張ってまさァ。」
土方「あぁ、すぐ行く。あ…A…。」
A「い、いいんです!大丈夫…。また後でも…。」
土方「悪いな、すぐ終わらせる。」
A「はい…。」
土方さんは行ってしまった。
A「どうってことないです…。子供が出来たってだけだもん…。」
ーガタンっ!!!ー
A「!?!?銀さん!!!」
大きな物音を立てたのは銀さんだった。
銀時「い、今子供がどうのって…。」
A「聞こえちゃいましたか…。」
銀時「ひ、土方君まだ知らないみたいだけど…。」
A「まだ言えてなくて…。私もさっき知ったばかりなんです。」
銀時「あいつ!こんな時に攘夷志士しょっぴいてる場合か!?連れ戻して来る!!!」
A「だ、大丈夫ですから!!!戻ってきたら話します。」
銀時「大丈夫か?」
A「はい…。私だけの事じゃないんですから…。それに土方さんは婚約者ですよ…指輪も貰ってるんだし…大丈夫…大丈夫です。」
銀時「まぁ、何はともあれおめでとさん。また万事屋遊びにでも来てくれよ。」
A「はい…。ありがとうございます、銀さん。」
伝えようと思っても伝え方が分からなかった。
ゆっくり行こうと言っていて私も賛成だったから。
A「ちょっと来るのが早すぎですよ〜。」
お腹をさすりながら中にいる私達の子供に言った。
A「パパにも早く知ってほしいね…。」
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作者名:るる | 作成日時:2022年1月5日 1時