18 ページ18
真選組の屯所を出ると沖田さんが待っていた。
沖田「土方さんから話は聞いてやす。行きやしょうか。見廻り組。」
A「はい…。あの、沖田さん……。」
沖田「野郎は決めたことは貫く奴でさァ。あんたの婚約者になるってんなら本気で結婚してくれるんじゃねぇんですかィ?」
A「そんな…。私がその場の勢いで無理やりしたことなのに…。」
沖田「嫌なら断ると思いやすよ。」
そんなこんな話してる内に見廻り組の屯所に着いた。
沖田「旦那の保釈手続きにきやしたがAアナから離れるなとも副長から言われてやす。茨、切り開いてみてくだせェ。」
A「…はい!!!」
銀さんの保釈手続きが終わり、佐々木局長に初めて会う。
佐々木「あれ、貴方どこかで見たことがあると思ったらAアナウンサーじゃないですか。」
A「そうです。飯田八十郎さんはいらっしゃいますか?」
佐々木「飯田君ですか?彼なら見廻りを終えて書類仕事をしてるはずですが…。お知り合いですか?」
A「元婚約者です。」
佐々木「………………はい?」
信じられないと言う顔をしている。
佐々木「エリートの飯田君の事ですから女性もエリートを選ぶと思ったらアナウンサーとはやりますね…。って元婚約者でしたか。」
A「振られてしまいました。もっとエリートとお付き合いすることになったみたいで…。飯田さんとお話がしたいんです。」
佐々木「すぐに呼びましょう。」
A「ありがとうございます。」
私と沖田さんは別室に案内されて飯田さんを待った。
銀さんは佐々木局長と何やら怪しげな感じだったが沖田さんが放っておけと言ったので呆れながら銀さんと別れた。
168人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:るる | 作成日時:2022年1月5日 1時