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ー土方十四郎視点ー
最悪な事になった。
佐々木鉄之助。
雑務が増えたから小姓が欲しいと言ったら面倒な奴が小姓になっちまった。
本人もめちゃくちゃ腹が立つ野郎でぶちギレたくなる。
ストレスが溜まる一方だ。
近藤さんが多少の事は目をつぶれと言ったが、俺は理性を抑えられるのか…。
鉄之助「トシ、お前にお客さんだぞ〜。」
土方「お、おう…。誰だ?」
鉄之助「知らねーよ。伝えろって言われただけだからな。」
土方「じゃ…じゃあ迎えに行って貰えねぇか。」
鉄之助「ったく、仕方ねぇなぁ。」
グチグチ言いながら向かい、しばらくすると凄い物音が聞こえた。
ードカーンッー
土方「何だ!?」
A「土方さん!こんにちは。」
土方「A!?!?」
A「外で沖田さんと会って…。屯所に行けば会えるって聞いたので。」
土方「そ、そうか…。よく来たな。入れ、茶でも出す。」
A「は、はい…。」
鉄之助「お、おい!!トシ!!!もしかしてお前Aアナと知り合いなのか!?」
A「えっと、隊士の方ですか…?初めまして、AAです。」
土方「…………俺の婚約者だ。」
俺はAの肩を抱いてテツに紹介する。
鉄之助「ぇぇぇぇぇえええええ!?!?」
A「ひ、土方さん…。」
顔を赤くしてるA。
土方「あ、悪い…。」
A「いえ、私が言い出した事ですし…。」
土方「テツ、Aを副長室に案内してくれ。」
鉄之助「は、はいっす!!!」
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作者名:るる | 作成日時:2022年1月5日 1時