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沖田さんにキスされた。
しかも自分からもキスしてしまった。
唇が熱い。
私のファーストキス。
自分からキスしてきて苦しそうな表情をされたからキス仕返してしまったのかもしれない。
私は沖田さんにメールを送った。
AA:今日は来てくれて、送ってくれて嬉しかったです。ありがとうございました。
沖田総悟:何があるか分からねぇし危ねぇからこれから帰りが夜になるなら迎えに行く。
ぶっきらぼうな返信。
AA:仕事中でも?
沖田総悟:仕事にもよる。
ー♪♪♪ー
次の瞬間電話が鳴る。
A「もしもし?」
沖田「A…。さっきは悪かった。自分でもなんであんなことしちまったのか分からねぇ。」
A「い、嫌じゃなかったです…。だから謝らないで下さい!」
沖田「お前やっぱりバカでェ。」
A「バカは嫌ですか?」
沖田「お前なら許せるよ。A、外見てみろよ。」
縁側に出て夜空を見上げると満天の星空に輝く満月。
A「わぁぁあ!綺麗!!!」
沖田「俺は武州から出てきた芋侍でさァ。武州からみた星空はめちゃくちゃ綺麗な事を覚えてる。江戸に来てから世話しなくて星空なんて眺める事も忘れてたけど…。悪くねぇな。Aのおかげだ。」
A「江戸の星空も綺麗ですよ。でも…。武州の星空が見てみたくなりました。いつか連れてってくれますか?」
沖田「!!!そうだな。一緒に武州から星を眺めやしょう。とっておきの場所もあるんでェ。さて、そろそろ寝ろ。時間も遅いし。」
A「切りたくないです…。」
電話でちゃんと話すのは初めてだし沖田さんの出身地の話も聞けたから名残惜しかった。
沖田「俺は…こうして電話で話してると直接顔が見たくなる。だから…。また明日も会いやしょう。飯作ってくだせェ。」
A「はい。約束ですよ。おやすみなさい、沖田さん。」
沖田「おやすみ、A。」
ープーップーッー
電話の切れた音をしばらく聞いていた。
A「何だか良い夢が見られそう。」
もう一度星空を眺めて携帯で写真を撮った。
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midorikinugawa3(プロフ) - めっちゃよかったよぉ!泣いたよぉ!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)猛烈感動 (12月16日 14時) (レス) @page38 id: 43e85c9a7a (このIDを非表示/違反報告)
r__(プロフ) - るるさん» こちらこそ返信ありがとうございます! ぜひ楽しみにしてます! 更新されたその時は絶対に見に行かせていただきますね!! (2022年1月18日 18時) (レス) id: 97855342f2 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - r__さん» 遅くなりすみません!ありがとうございます!挑戦してみます! (2022年1月18日 0時) (レス) id: 8b455a6d7c (このIDを非表示/違反報告)
r__(プロフ) - 更新楽しみにしてました!!いよいよ沖田さんと結ばれて幸せな気持ちですっ ところでこのお話現在完結の状態になってますが、こちらの作品はもう更新されないのでしょうか、、? 私自身はまだまだ続きが見たいので、ぜひ更新お待ちしております!想いが届きますようにっ (2022年1月13日 19時) (レス) @page29 id: 97855342f2 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - namiさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年12月28日 9時) (レス) id: 8b455a6d7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るる | 作成日時:2021年12月27日 0時