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ー沖田総悟視点ー
近藤「うまそうな匂いだな〜。お!総悟料理してるのか!」
沖田「Aに料理作る約束したんでさァ。」
Aにオムライスの作り方を教えて貰いはしたが、野郎の俺の力では卵はうまく割れねぇし、玉ねぎ切るのも目が痛い。
沖田「ったく。何が簡単だ。あいつぜってSだろ。」
近藤「楽しそうだな、総悟。」
沖田「んな事ねぇですよ…。」
楽しいか聞かれたら別に楽しくはねぇ。
でも誰かを思ってこんなことするのは気分としては悪くねぇ。
A「こんにちはー。」
屯所に来るのも慣れたAが真っ先に台所に来た。
A「沖田さん!料理してるんですか!?」
沖田「てめぇがこの前作り方教えてきたんだろ。」
A「嬉しい…。で、でも…卵の殻は取り除きましょうね。後それケチャップじゃなくてタバスコですよね?私食べられませんよ?」
沖田「あぁ。ついバカ共にやる癖で…。」
A「癖!?って…それを食べさせられる所だったんですね私も…。」
ぐちゃぐちゃだったキッチンを綺麗に片付けはじめてくれるA。
A「だからそれタバスコ!!!って、まぁいいか…。」
きっとこのケチャップの変わりにタバスコを使ったオムライスでも出せばAなら食べてくれるんだろう。
沖田「大丈夫ですぜェ。これは土方に食わせるんでィ。あの人頭の悪いもんばっか食ってるし分かりゃしねぇよ。」
A「でも…沖田さんの料理食べてみたかったです。」
沖田「料理は面倒だが悪くはねぇ。また作りまさァ。今度はもっと初心者向けの教えてくだせェ。」
そう言うと曇った顔が一瞬で満面の笑みになってドキッとさせられた。
A「はい!!!」
花のように笑うA。
このまま一緒にいるとどんどんハマってしまう気がした。
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midorikinugawa3(プロフ) - めっちゃよかったよぉ!泣いたよぉ!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)猛烈感動 (12月16日 14時) (レス) @page38 id: 43e85c9a7a (このIDを非表示/違反報告)
r__(プロフ) - るるさん» こちらこそ返信ありがとうございます! ぜひ楽しみにしてます! 更新されたその時は絶対に見に行かせていただきますね!! (2022年1月18日 18時) (レス) id: 97855342f2 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - r__さん» 遅くなりすみません!ありがとうございます!挑戦してみます! (2022年1月18日 0時) (レス) id: 8b455a6d7c (このIDを非表示/違反報告)
r__(プロフ) - 更新楽しみにしてました!!いよいよ沖田さんと結ばれて幸せな気持ちですっ ところでこのお話現在完結の状態になってますが、こちらの作品はもう更新されないのでしょうか、、? 私自身はまだまだ続きが見たいので、ぜひ更新お待ちしております!想いが届きますようにっ (2022年1月13日 19時) (レス) @page29 id: 97855342f2 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - namiさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年12月28日 9時) (レス) id: 8b455a6d7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るる | 作成日時:2021年12月27日 0時