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私は生まれてまもなくして両親が他界した。


父上の友達だと言う志村家に引き取られ面倒を見て貰っていた私。


道場で行う剣術の稽古が大好きだった。


だけど廃刀令が出され門下生がどんどん減り、道場の経営が傾いてしまったある日、私は子役としてスカウトされ志村家を出る選択をしたのだった。


新八「あの時、借金に気を遣ってAちゃんは役者になる道を選んだけどかなり人気が出ちゃって…。」


A「天才子役だろうと人気女優だろうと私は新八とお妙ちゃんの幼なじみに変わりはないよ。まさか会えると思わなかったけど本当に会えて嬉しい!」


新八「僕も嬉しいよ。」


弟のように大事に思っていた新八の成長した姿を見れて本当に嬉しかった。


銀時「それで、Aさん。依頼って何でしょう?」


A「あ、今度真選組の1日局長を任されて、私お通みたいに歌えないけど場を盛り上げてくれる人が欲しくて。前にキャラクター作ったって聞いたからそれで出て欲しいんです。これお金。」


後にどんなイメージキャラクターなのか聞くべきだったと後悔した。


A「お妙ちゃんは元気?」


新八「凄く元気です!Aさんに会ったって聞いたら喜ぶと思います!」


A「今度家に遊びに行ってもいいかな?」


新八「もちろんです!」


銀時「俺も!!俺も行く!」


神楽「私も行くネ!ピン子の娘役やってくれ!」


A「フフフ!今度ね!」


万事屋は楽しいところで仕事の疲れも吹き飛ぶくらいに癒された。

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作者名:るる | 作成日時:2021年12月3日 21時

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