…SHORT STORY…♯2

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打ち合わせ中に、こそこそと話すドンへ

DH「ヒョク、知ってる？」

EH「何？集中しろよ」

DH「今喋ってる人いるじゃん、あの男の人」

EH「うん」

DH「あの人、Aチャンのこと好きらしいよ」

EH「…は！？」

マネ「おい、ウニョガ、集中しろ」

EH「あ、すみませ…おい、何だよ、どういうこと？」

DH「お昼、誘ってたみたいだよ〜AチャンもOKしてたし〜」

EH「なぁ、それどこ情報…」

DH「集中しなよ〜♪」




なんでこのタイミングでそんな大事なこと教えるんだよ

なんか結構あの人格好いいし…

俺はそわそわしたまま会議を終えた






EH「Aチャン！！」

「…ウニョクさん、お疲れさまです」


ああ、やっぱり可愛い笑顔…




EH「あ、あのー…えっと、お昼一緒に食べない？」

「あ…お昼、ですか…えっと…」

EH「だめ？」




頼む

お願いだから俺の方を選んで…？




「すみません、行きたいんですけど約束が…」

がーーん(泣)

EH「そ、そっか…えっと…」

「あ、あの…」

男「お疲れさまです…おい、A早く行くぞ」




む…さっきの人…

なんか、Aに馴れ馴れしい…




「あ、今行くよ…」

男「早くしないと店混むだろ？ほら、打ち合わせだって残ってるし…」

男の人がAの腕を掴んだから、俺も慌ててその手を掴んだ

男「？…あの」

「？」

EH「か、彼女に乱暴しないでください！！」

男「え？あー…でもこいつは…」

EH「今、まだ僕…Aチャンと話してて、だから、ちょっと待ってください！大事な、話もあるし…」

男「大事な話って…？」

EH「そ、それは関係な…」

男「関係なくはないですね、男としてはっきり聞いておきたい」

「ちょっ…」



この男、俺と戦うつもりなのか！

で、でも俺だって・・・！



EH「Aチャンのこと…今僕はデートに誘おうと思ってるんですけど？」

「！」

男「だってよ？どうなんだ、A」

「もう、『お兄ちゃん、いい加減にして』」




・・・あれ？なんか今聞いたことのある日本語が・・・

『お兄ちゃん』？





EH「『オニイチャン』って…え！？」

男「僕はAの兄ですが？何か？」

EH「えええええええ；！！」

男「ウニョクさん、知らなかったみたいで(笑) すみません、ちょっとからかいました(笑) A、早く来いよ〜」

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