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「いや、先行く」
「何よ！邪魔しといてー！たまにはいいじゃん、ね？」
「おい！このバック新しいんだからそんな引っ張るな！」
「ん？じゃあ腕でも組もうか(笑)？」
「ざけるな」
もう一人の可愛くない幼馴染は、私のことを絶対に "可愛い" 扱いしない
そして、私の素を安心して晒け出せる相手でもある
が、私の気持ちを知っておいてさっきみたいな邪魔をするのは、完全に面白がってるんだと思う
昔はもっと仲良かったし、一緒にいる事だって多かったのに…
思春期？ってやつ？
「あーあ、久しぶりにオッパを独占出来たのに…」
「今頃仲良くやってんだろうね」
「もう！！何でそんなこと言うのよー！あーもう…オッパの写真見て癒されよ」
「きもい」
こんなこと言ってくるし
「はぁ！？私のどこが気持ち悪いっていうの！？こんなに可愛いのに！昨日だって隣のクラスの子に告白されて…」
「…」
「ちょっと！無視しないでよ！このリップも可愛いでしょう？バイト代で新色買って…」
「で、断った？」
「え？」
「だから…告白」
「え？あー…保留した」
「…はい？」
「え？」
「…何で？保留って…付き合うの？」
「ん？んー…別に今フリーだし、悪い人じゃないし…オッパが彼女と別れる訳じゃないし…」
「…あっそ」
「好きな人だけに好きになって欲しい…」
「…贅沢な悩みだな。またいじめられるよ、そんなこと言ってると」
「そしたらチャンミンがまた助けて」
「嫌だよ」
「うん、ありがと＾＾」
「嫌だって、言ったよな？」
「はいはい＾＾ありがとうチャンミン」
「……贅沢で…世界一難しい悩みだよな」
「ん？何て？」
背の高い彼が前を見て何かを呟いた
聞き返したのに無視する彼は早足になる
無理やり腕を組むと、結局大人しくされるがままになるこの幼馴染が
何だかんだで私を心配してくれていることを、本当は嬉しく思ってる
そう言えば、彼の好きな人の話は聞いたことがない
聞いても「うるさい関係ない」しか返ってきたことがない
チャンミンだって高校に入って背も高くなって幼馴染の贔屓目を無しにしても格好いい外見なのに…
もしかして、彼もまた
"贅沢な悩み" を抱えてるんだろうか
「頑張れ、青年！」
「はぁ？」
大好きな人に会った朝、
またもう一人の大好きな人の幸せをこっそり願った
おしまい
こんな三角関係夢過ぎる、と妄想しちゃいました(笑)by作者
Welcome to the SUPER SHOW：SJ→←贅沢な悩み
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ルル(プロフ) - みきさん» すっごい、長編にしたくて困ってます(笑)いろいろと他のお話も終わってないので（泣） (2018年11月19日 0時) (
レス) id: e1a79c0ead (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 贅沢です〜！この話長編になりませんか？でもドンヘとチャンミンどっちも選べないよ〜本当に贅沢。(笑) (2018年11月18日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - ななさん» 温かいコメント、ありがとうございますT T そう言って頂けることに感謝感謝ばっかりですT T また少しでも楽しんでいただけるよう、ゆっくりペースではありますが頑張ります！！ (2017年3月19日 23時) (レス) id: ac42bfaff2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 久々のルルさんワールドに癒やされます!!毎日いろいろあって、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。ゆっくり無理なく復帰してくださいね♪ルルさんのお話大好きなので、気長に待ってます！ (2017年3月18日 3時) (レス) id: 13344c0cfe (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - にゃふ〜さん» ありがとうございます！そうですね〜なかなか難しいものですが(>_<)ゆっくり待つしか、、ですね(*T^T) (2016年10月30日 23時) (レス) id: c066e3dba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2016年10月20日 0時
