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「大丈夫、ありがとう」
SD「あとはフルーツだね、奥に冷やしてあるのがあるから…」
「あ、私取ってくる」
厨房の奥へ進むと、氷とともに冷やされたフルーツが並べてあった
美味しそう…
RW「あった？」
「うん、どれも美味しそう…」
RW「ふふ…あ、ヌナ」
リョウクはにっこり笑うと、いちごを一つとって目の前に持ってくる
私がそれを見ていると、
RW「あーん」
「え？//」
RW「ほら、つまみ食いがばれちゃう、早く(笑)」
「あ…」
何故か焦って、言われるがまま少し口を開くと甘酸っぱいいちごが放り込まれた
顔が、熱い…
こんな食べ方、したことない…
それはそう…だって王女にこんな食べさせ方をする人なんているわけがない
RW「Aヌナ、ほら、僕にも」
「え…」
また「早く」とひそひそ声で焦らせるリョウクに、
まるで魔法にかかったみたいにいちごを手に取る
だけどリョウクが口を開かないので、恥ずかしくなる
「なんで…」
RW「ちゃんと、あーん、って言って」
「……………あ、あーん」
RW「(笑)」
満足そうに笑うと、リョウクはテキパキと皿に必要なフルーツを乗せる
変などきどきが抜けなくて、その様子を眺めていると、リョウクがこちらを見て笑う
RW「ヌナ、かわいい……いちごみたいに頬が真っ赤だよ」
「え…」
細い彼の指が私の頬を撫でる
いつの間にか、先程よりもずっと近いところに彼の顔があって…
急にその瞳が、いつもの末っ子王子ではなく
男の人、みたいな色に変わった気がした…
SD「まったく、うちの末っ子は抜け目ないね」
「！！//」
シンドンオッパの声がして我に返る
部屋の入口に立ったオッパが面白そうにこちらを見てそう言った
SD「早くフルーツ持ってきて、キュヒョンがまだか？ってうるさいんだ」
RW「ちぇ、はーい」
今の数秒は、一体何だったのだろう
いつものリョウクじゃないみたいだった…
あのまま誰も来なかったらどうなってたのかな
RW「…(笑)……Aヌナ」
「へ？」
RW「ちゅーのつまみ食いもだめみたい、だから早く僕を選んでね」
「///」
いつもみたいに、かわいいウィンクをしたリョウク
言ってることはいつものリョウクじゃない…
そっか…
リョウクを弟みたいに思い始めていたけれど
彼だって候補の一人…
意外な一面にどきどきしてしまった…
SD「あ、ワインセラーに行ったの？」
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ルル(プロフ) - みきさん» すっごい、長編にしたくて困ってます(笑)いろいろと他のお話も終わってないので（泣） (2018年11月19日 0時) (
レス) id: e1a79c0ead (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 贅沢です〜！この話長編になりませんか？でもドンヘとチャンミンどっちも選べないよ〜本当に贅沢。(笑) (2018年11月18日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - ななさん» 温かいコメント、ありがとうございますT T そう言って頂けることに感謝感謝ばっかりですT T また少しでも楽しんでいただけるよう、ゆっくりペースではありますが頑張ります！！ (2017年3月19日 23時) (レス) id: ac42bfaff2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 久々のルルさんワールドに癒やされます!!毎日いろいろあって、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。ゆっくり無理なく復帰してくださいね♪ルルさんのお話大好きなので、気長に待ってます！ (2017年3月18日 3時) (レス) id: 13344c0cfe (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - にゃふ〜さん» ありがとうございます！そうですね〜なかなか難しいものですが(>_<)ゆっくり待つしか、、ですね(*T^T) (2016年10月30日 23時) (レス) id: c066e3dba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2016年10月20日 0時
