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「こんな森の中に来るなんて…これまで一度もさせてもらったことがないなぁ…空気が美味しい」
SW「はは、喜んでもらえて嬉しいよ」
第九王子のシウォンが馬に乗せて連れて来てくれたのは、城から少し離れた自然美しい森の中
王女として育って来た私には、こんなところへ一人で来るなんてありえないことだった
SW「さぁ、あの小屋に知り合いがいるので行きましょう」
「え、森の中に？」
彼のあとに続いて、先に見える小屋を目指す
足元を心配して手をとってくれる彼にドキドキしてしまう
SW「こんにちは、シウォンです」
彼が扉をノックすると、
小さな女の子が顔を出して、「シウォンオッパ！」と王子に飛びついた
あとから夫婦のような男女が出てきて、嬉しそうに王子とハグをする
「この人は誰？」
小さな女の子が王子の後ろに隠れながらこちらを見つめてくる
SW「この方は王女様だよ」
「王女様？」
キラキラした瞳になると、ミリと呼ばれたその子は丁寧に可愛らしいお辞儀をしてくれた
「こんにちは、Aと申します」
「ミリ、王女様とお話してるのね、オッパ！」
SW「はは、そうだよ？今日は一緒にお散歩に来たんだ」
楽しそうにミリちゃんを抱っこすると、王子はご夫婦にも私を紹介してくれた
それからお家にお邪魔して、採れたてのフルーツジュースをご馳走になった
ミリちゃんには、王女ってどんなことをするの？と質問攻めにあって笑ってしまう
夫「王女様、娘が申し訳ありません」
「いえ、私は一人っ子なので妹みたいで可愛いです」
妻「お優しいのですね…こんなに素敵な方、王子様たちは取り合いでしょうね(笑)」
SW「毎日兄弟たちがアピールばかりしてるよ」
「そんな；」
SW「デートを申し込むのも一苦労さ(笑)」
妻「あら、じゃあ今日はシウォン王子とのデートなんですね」
「…ええ、そうですね//」
夫「シウォン王子はお優しい方ですよ、よくこうしてミリの兄のように遊びに来てくださいますし…私なんかに植物を育てるアドバイスなんかを聞きに来てくださいます」
SW「城にバラ園があるでしょう？あそこも彼に手入れをしてもらっているんだ。城中の植物や野菜、果物は彼のおかげで美しく、美味しく育っているんだよ」
それから最近の森の中での出来事や城の植物の話をして過ごした
城で見る王子とは違って、何だか心が温まった時間だった
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ルル(プロフ) - みきさん» すっごい、長編にしたくて困ってます(笑)いろいろと他のお話も終わってないので（泣） (2018年11月19日 0時) (
レス) id: e1a79c0ead (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 贅沢です〜！この話長編になりませんか？でもドンヘとチャンミンどっちも選べないよ〜本当に贅沢。(笑) (2018年11月18日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - ななさん» 温かいコメント、ありがとうございますT T そう言って頂けることに感謝感謝ばっかりですT T また少しでも楽しんでいただけるよう、ゆっくりペースではありますが頑張ります！！ (2017年3月19日 23時) (レス) id: ac42bfaff2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 久々のルルさんワールドに癒やされます!!毎日いろいろあって、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。ゆっくり無理なく復帰してくださいね♪ルルさんのお話大好きなので、気長に待ってます！ (2017年3月18日 3時) (レス) id: 13344c0cfe (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - にゃふ〜さん» ありがとうございます！そうですね〜なかなか難しいものですが(>_<)ゆっくり待つしか、、ですね(*T^T) (2016年10月30日 23時) (レス) id: c066e3dba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2016年10月20日 0時
