妹 DH ページ9
JM「遅れてごめんなさい」
「あ、いいえ！全然待ってませんから」
当たり前のようにヒョクの隣の席に座る彼女
今度はヒョクチェがその彼女の髪を拭いてやる
JM「ヒョクチェ、私はいいから…」
EH「あ、うん…ってあ！！！俺の大好きな一口カリカリピザじゃん！頼んだのおまえだろ(笑)」
ヒョクが笑ってAの方を見る
「ドンへと私が食べたくて(笑)」
EH「半分当たりじゃん(笑)」
「ヒョクがいっぱい食べちゃうと困るから、多めに注文しといたよ」
EH「ヤー！おまえらだっていっぱい食べるだろ！ったく…」
JM「ヒョク…」
EH「ん？あ、ジミン！紹介するよ…」
さっきまで楽しそうに話していたAの顔が一瞬強張ったように見えた
俺、もしかしてさっきから見すぎかな…
EH「ドンへはもう知ってるよな」
JM「久しぶりね」
DH「うん、久しぶり」
EH「こっちはメンバーのキュヒョン」
KH「どうも、ヒョンがお世話になってます」
JM「はじめまして。こちらこそ、よろしくお願いします」
EH「それでこっちは…」
JM「もしかして…Aさん？」
え……？
「え…？」
ジミン以外がポカンとしている
JM「あ、違ってた？ヒョクチェから仲のいいスタイリストさんがいるって聞いてたから…」
「あ、はい、Aといいます」
JM「やっぱり…」
「？」
EH「ジミン？」
JM「あ、ごめんなさい、私ったら…ヒョクチェがいつも妹みたいに接してるくらいだって言っていたから、どんな人なのかな？って気になってて」
「え？あ、そうなんですか…っていうかヒョク、なにが妹よ。ヒョクにお世話されたこととかないし、むしろ逆じゃない？」
EH「はぁ？…やめろよジミンの前で」
JM「そうだったの(笑)？」
EH「ああもう…」
ジミンのこともヒョクから紹介されて、
追加で頼んだシャンパンで軽く乾杯をした
香りが良くて、選んでくれたジョンフニヒョンは流石センスが良いよなぁ、なんて
キュヒョンも満足そうだ
JM「ヒョクチェがあまりにもAさんの話をするもんだから、私もなんだか勝手に妹みたいに感じてきちゃってて…敬語辞めてもいいかしら？同い年みたいだし」
「全然、大丈夫です」
…別にヒョクの妹じゃないし
ジミンの妹でもないと思うんだけど…
なんて言ったら、横にいるAがさらに気を使いそうで、口に出さずに曖昧にその雰囲気に合わせた
正直に言うと、俺は前からジミンが少し苦手なんだ
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作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月13日 0時
