恋のサイン EH ページ10
枕元の携帯から着信が鳴り続けていて手を伸ばしたけど、
EH「俺のじゃない……ったく」
鳴り続けているのに隣でいびきをかいたままのドンヘを揺らしても、鬱陶しそうに寝返りされた
こんな朝からかけてくるなんて、
家族か、マネージャーか…恋人とか…
三番目は無いなと思いながらも覗き込むと、知った名前…
迷ったけど…出たほうがいいかな…
『！…え、あれ？』
EH「ごめん、俺、ヒョクチェ…」
間違えてかけたかと焦る彼女に訳を話すと
何度も謝るので既に起きてたと伝えて、リビングへ移動する
…なんとなく気になって、
昨日騒いでいたドンヘがどんなメッセージを送ったのか聞いてみる
こんなこと、
何も知らなかった頃なら平然と笑って聞けたはずなのに
今は、変な緊張ののった自分の声に自分で違和感を感じた
結局勝手に話すのも悪いから、というようなことを言う彼女にハッとする
自分だって、Aだけに送ったメッセージを堂々とドンヘやシウォンに読み上げられたらと思うと恥ずかしい
というか、
改めて、当たり前のことなんだけど、
Aだけに話したいこと、相談したいことがあるのは、俺だけじゃない…
当たり前のことなのに…
電話を切って、水を飲もうと冷蔵庫を開ける
すると、そばに置いた携帯から通知音が鳴って、
ディスプレイには『A』からのメッセージ通知
さすがに見ちゃいけない
さすがに…
でも、電話を代わりに出て、
たまたまディスプレイにメッセージが表示されて
たまたま見てしまったとしたら…
なんて言い訳が頭の中に浮かんで、それをドンヘに言ったらかなり怒りそうだな、と思ったところで
DH「おはよ、ね、俺の携帯見なかった？」
EH「…おはよ、ここにある」
DH「あれ、昨日そんなとこ置いてた？」
EH「いや、おまえ電話かかってきてるのに起こしても起きないから代わりに出た。Aがあとでメッセージするって」
DH「え！？何で起こしてくれないの？」
EH「揺すっても起きなかっただろ；」
慌ててこちらに近付いたドンヘが俺の手から携帯を受け取って画面を見つめる
…それで、嬉しそうに笑ってから
鼻の下あたりを手で隠す
それはいつも、ドンヘが恋に浮かれているときのサインで
しばらく見ていなかったその姿に
さっき勝手にメッセージを見ようとしたことに罪悪感…
"やー、そんなに私のこと好き(笑)？"
おまえのそんな楽しそうな声も、久しぶりに聞いた気がする
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ルル(プロフ) - ちぇりーさん» 返信がかなり遅くなりすみません！そう言っていただけて嬉しいです。。またお時間ある時によんで頂けたら嬉しいですー！ (12月30日 19時) (
レス) id: 12fb071e85 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - リさん» かなり返信遅くなってしまってすみません！またお時間ある時に読んでもらえたら嬉しいです、ありがとうございます！ (12月30日 19時) (レス) id: 12fb071e85 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりー(プロフ) - ルルさん、こんにちは！ルルさんの書かれるお話し、どれも大好きなんですがこの作品が特に好きです〜！これからも楽しみにしてます♡ (2023年1月22日 11時) (レス) @page11 id: 12c32b93a4 (このIDを非表示/違反報告)
リ(プロフ) - 今まで占ツクで見てきた作品の中で一番好きです！今後の展開も楽しみです！ (2022年11月16日 19時) (レス) id: 77eaafd4cf (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます、ゆっくり更新ではありますが、楽しんで頂けたら嬉しいです！ (2022年9月22日 1時) (レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2022年4月9日 19時
