貴方と思考回路一緒とか嫌なんですけど ページ6
何言ってるんですか。逃げるしかないじゃないですか。
さっと女の子の手首を掴むと人混みを掻き分けて進む。この辺りには暇な時によく来ているため、少しくらいはわかる。
少し離れた路地裏に連れていけば、女の子は肩で息をしていた。
くっそかわええな…。
『ごめんね。大丈夫?』
「大丈夫です。助けてくださってありがとうございます」
礼儀正しい子だ。あのどっかのショッピとは大違いだな。
『いえいえ。君は今から予定あるの?』
「いえ、ありません」
『そっか、ならそこらへんのカフェにでもいって少しお話しようよ』
「いいですよ」
カフェ、と聞いてぱぁっと顔が明るくなるあたり好きなのだろう。
とりあえずナンパ成功。プロ結果。
からんからん、とカフェに入れば迷わず窓側の2人席を選択した。
臆病そうな見かけによらず話すのが好きらしく、情報はすぐに手に入ってしまった。
櫻井はなちゃん、ここらへんの中学校にかよう13歳で、好きな人がいるらしい。
私も一応女子なため、好きな人について語りたいという雰囲気をばんばんとかもしだしているはなちゃんの話を聞くのは苦痛ではないだろう。
『ふーん、同級生なの?』
「いえ、近所のお兄さんなんです。とても仲良くしてくださって」
『おぉ、年の差恋愛か。何歳なの?』
「24歳なんです。少し離れすぎかなとは思うんですけど、優しいんですよ…!!」
頬を紅潮させて語る彼女は、もう恋する乙女だ。
幼女にしか恋愛感情がもてない私にとって異性への恋はいまいちわからないが、とりあえず話を聞いていくことにした。
「……それでですね、煙草を吸うんです。もう、ギャップでやられてしまって…。でもその人彼女がいるのかもわからないんですよね。叶わない恋なのかも…」
一瞬で表情を曇らせる彼女は、次の瞬間顔を真っ赤にさせて両手で口元を覆った。
『え。どうした?はなちゃん?』
困惑して慌てていると、唐突に視界が奪われた。
感触的に誰かの手か。
頭上から聞こえた声
「なーにやってるんですか、A」
それはどう聞いても昨日のショッピだ。奪われていた視界が解放され安堵すると、その手が額に移り、激痛が走った。
『いっった。お前ショッピ!!』
ぱこ、と軽く叩くが反省の色も見せずに彼は私の後ろの席へと座った。
いや、これはどう見てもはなちゃんの好きな人ショッピだ。
うぅ…とうなって赤面するはなちゃん。
『お前、この子狙ってたの?』
小声でショッピに問うと
「そうですよ。何で手出すんですか」
『ショッピと思考回路が一緒だったことを一生根に持つ』
「おい。」
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ほんん - あかん18ページのコンロがロリコンに見える(病気) (2020年9月6日 9時) (
レス) id: 810c783dc5 (このIDを非表示/違反報告)
(\\~\\)めじぇのさぷ - なるほど。ブラッドよりピンクが好きなのか。あれ、作者さん??(((((こいつも同類です (2020年8月13日 21時) (レス) id: 7ce5097465 (このIDを非表示/違反報告)
kouboukun(プロフ) - シャボン玉メンタルですか。卵より耐久性ないですね（ｗ)指でつついたら割れるメンタル・・・・・って言っても見た感じ、強化ガラスっぽかった（） (2020年7月18日 12時) (レス) id: 6b5d77f9d6 (このIDを非表示/違反報告)
るるる96 - tomato(´ﾟдﾟ｀)/いかり*さん» ひぃいいいいいいい15cm浮きました!!!!（布団から）。頑張ります!!!ほんとありがとうございます!!!!!ピンクばっか食ってる作者で申し訳ないです規制かからないように頑張ります(( (2020年2月23日 22時) (レス) id: 1a7179313a (このIDを非表示/違反報告)
tomato(´ﾟдﾟ｀)/いかり*(プロフ) - 10�冑發�ように2番目のコメント失礼します！一言で言ったらGODですね、、、こーしん頑張て下さい (2020年2月23日 22時) (レス) id: 0816938e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るるる96 | 作成日時：2020年2月16日 18時
