好きなのかもしれない ページ17
布団に入ったとはいえあんな事の直後、眠れるはずもなく。
ありえないほどに火照った頬に手をあてた。なんで、こんなにドキドキするの。あんなロ○コンなんかに。
幼女以外に恋愛感情が持てない、相手は私のことなど眼中にない、異性に恋愛感情を持つ訳がない。そうやって抑えていたものがあるのかもしれない。
きゅ、と胸が苦しくなる。今までまともに恋愛などしたことがなかったから、これが好きという感情なのかわからない。ただただ脳裏に浮かぶのはショッピの顔だけ。
私はもう、はなちゃんの前で恋人繋ぎをさせられてからショッピの虜になってしまっていたのかもしれない。あの時、妙に手があつく感じたのはそのせいだったのか。
長すぎる平日も、恋人繋ぎじゃなかった時の変な気持ちも、今までの全部が恋だったのだろうか。
そう自覚すると恥ずかしさが増して、掛け布団をかぶっているものの、赤くなった頬がバレないようにリビングに背を向けた。
と、突然近付いてくる足音に反射的に寝たふりをする。部屋の電気が消えたと思ったら足音はベッドの前で止まり、ショッピの手が私の髪を撫でた。何回も何回もゆっくりと撫でるせいで気が狂いそうで、布団の中で手を握る。
「おやすみなさい、A」
頭上から降ってきた声はいつになく優しかった。
朝目が覚めると、ショッピの匂いに包まれていた。髪も、服も、ベッドも。
昨日好きという感情を認めた私は開き直って、すぅと深呼吸をしてから起き上がった。ショッピの匂いはいやに安心する。布団にいるのだって抱きしめられてるみたいな、ってなに思ってんだ。
ふと、ベッドの下を見ればそのまま床で寝ているショッピの姿。夏とはいえど、さすがに体が痛くなりそうだし、気を使ってくれているのだと思って少し申し訳なくなる。
ベッドの掛け布団を一旦どかすと、ショッピの横へと立った。
た、多分大丈夫だよね。
ショッピの体の下へと腕を回す。
『…こいつ、っおも…っ』
細身とはいえど15cmほどの身長差。なんとかベッドへと移動させて掛け布団をかける。
すぅ、と寝息をたてている。寝ていれば可愛いものだ。柔らかそうな茶色い髪に恐る恐る触れる。少しくせっけな髪が手に当たり、顔色を見ればしっかり寝ているようで、安心してひと撫でしてからその場を離れた。
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ほんん - あかん18ページのコンロがロリコンに見える(病気) (2020年9月6日 9時) (
レス) id: 810c783dc5 (このIDを非表示/違反報告)
(\\~\\)めじぇのさぷ - なるほど。ブラッドよりピンクが好きなのか。あれ、作者さん??(((((こいつも同類です (2020年8月13日 21時) (レス) id: 7ce5097465 (このIDを非表示/違反報告)
kouboukun(プロフ) - シャボン玉メンタルですか。卵より耐久性ないですね（ｗ)指でつついたら割れるメンタル・・・・・って言っても見た感じ、強化ガラスっぽかった（） (2020年7月18日 12時) (レス) id: 6b5d77f9d6 (このIDを非表示/違反報告)
るるる96 - tomato(´ﾟдﾟ｀)/いかり*さん» ひぃいいいいいいい15cm浮きました!!!!（布団から）。頑張ります!!!ほんとありがとうございます!!!!!ピンクばっか食ってる作者で申し訳ないです規制かからないように頑張ります(( (2020年2月23日 22時) (レス) id: 1a7179313a (このIDを非表示/違反報告)
tomato(´ﾟдﾟ｀)/いかり*(プロフ) - 10�冑發�ように2番目のコメント失礼します！一言で言ったらGODですね、、、こーしん頑張て下さい (2020年2月23日 22時) (レス) id: 0816938e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るるる96 | 作成日時：2020年2月16日 18時
