１４１話金髪の少年２ ページ17
鬼道side
今日の練習前に佐久間と共に練習を軽く行った。
久しぶりにコンビでやるツインブーストの威力はなかなかのもので、綺麗にバスケのゴールに入る。
息の合う連携ができた俺たちは、朝食を食べるために寮に戻ることになった。
佐久間が嬉しそうに呟く。
「鬼道、お前とまた一緒のチームで戦えて嬉しいよ」
「俺もだ、佐久間」
「影山が帝国学園を去った後、俺たちは俺たちのサッカーで頂点をつかむと誓った。
あの夢を、今度こそ実現させよう！このFFIで世界一になるんだ！」
「ああ」
お互いに固い握手を交わす。こうして自由にサッカーできる喜び……佐久間と再び共有できるとは。
「そういえば、昨日の休暇で豪炎寺は竜城にお土産を買っていたみたいなんだ。
……鬼道の方も、探しているんだろう」
「あぁ。だが一向に手掛かりがつかめない」
財閥の力をもってしても見つからないA。
塔子もSPフィクサーズの力を借りて探しているみたいだが、それらしい情報は見つからなかった。
「まさか、影山の元にいた時俺たちの試合を見ていたりしていたなんて……気づかなかったよ」
「あいつ自身眩しい存在であるのに、隠れるのは上手いからな」
そう、俺が帝国学園にいた時代にAは俺たちの練習や試合を見ていたらしい。
目立つ金髪で見ていたら普通は気づくかもしれないが……俺たちは気づかなかった。
何故だ？と確認をすると「存在感を頑張って消していたから？」と答えにあまりなっていない回答が返ってきた時は笑ってしまった。
「豪炎寺もそうだが、円堂たちも心配しているからな。早めに手掛かりが見つかるといいのだが……」
そう話していると、横目にイナズマジャパンのジャージが確認できた。
あそこにいるのは……不動だ。
「あれは……」
「どうした？……不動？やつがどうかしたのか？」
「いや、不動の前にいる男……」
佐久間も認識したみたいだ。
あの顔、そしてあの雰囲気……。
その隣に、フードとキャップを被った少年がいる。
横毛が金髪で……親子だろうか。
目を凝らして真意を確認しようとした時、バスが通りひるんでしまった。
気づいたときには、不動も彼らもいなくなっていた……。
「鬼道、今のはまさか！」
「影山……！」
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トラさん(プロフ) - 物語の根本に関わるので詳しくは言えませんが、この後の展開を見守っていただけたらと思います！作者はハッピーエンドが好きなのでご安心ください。 (11月22日 21時) (
レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公（夢主）の障害又は後遺症が残たとしたら……？？ (11月22日 21時) (レス) @page37 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
トラさん(プロフ) - はい、なるべくならこの作品にあった内容でお願いします。どういったことでしょうか (11月22日 21時) (レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - イナズマイレブンについて簡単に聞きたいのですが… (11月22日 19時) (レス) @page35 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
机田(トラさん)(プロフ) - マナさん» こんばんは！コメントありがとうございます。 (11月21日 22時) (レス) id: 8b84652de6 (このIDを非表示/違反報告)
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