２９１話そう！私は、２ ページ29
お祝いムードはまだ冷めやまない。
雷門中に着くまでもパレードが行われて……雷門中に着いてからもインタビューや表彰など色んなことがあった。
私はインタビューの様子をじっと見守る。
ガチガチの一年生たちや、冷静に返している鬼道やヒロトたち。
マネージャーのみんなもインタビューされている中、私は静かに見ていた。
そして、修也のインタビューを私は聞いていた。
「今回の優勝……誰に1番伝えたいですか？」
「妹に……家族に早く伝えたいです。
世界一になった報告を、まだ直接出来ていませんから」
「イナズマジャパンのエースストライカー……今回の戦い、1番の勝負はなんだったのでしょうか？」
「1番は……予選トーナメントで戦ったオルフェウスとの試合でしょうか」
「！」
「なるほど……しかし、あの試合は3-3の同点でした。
豪炎寺くんにとって、その中での1番の勝負を詳しく教えてください」
「オルフェウスには、俺の仲間がいました。
出会いがあって今の俺がいるのはあいつのおかげです。
離れている間、あいつとの特訓で手に入れた必殺技をさらに進化させたタイガーストームとして見せられたのがよかったです。
もちろんあいつの成長した姿を見せられましたが。
いろいろと隠し事は多いし、1人で突っ走ったりするけど……最後は俺たちの元に戻ってきてくれた。
俺にも得るものがあり、ちゃんと繋がれたような試合だったと思います」
「なるほど……その選手とは、どなたなんでしょうか？」
「A」
「うぇ！？」
黙って聞いていて恥ずかしかったのに、まさかの名指し！？
インタビュアの人もびっくりしているし。
修也はそんなのお構いなしに手を差し伸ばしてくる。
私は頭をくしゃくしゃと整えてから修也の手を取って台に登った。
フラッシュが眩しい……ええい、思うがままよ！
「もしかして、オルフェウスの……カステーロ選手ですか？」
「はい……えっと、オルフェウスでもあるんですけど！
今は……というかさっきまでイナズマジャパンの戦術アドバイザーとして同行していました！
竜城Aです！」
なはは、と笑うと会場がドッと笑いに包まれる。
よしよし、掴みは完璧だ……！
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机田(トラさん)(プロフ) - bizyuさん» コメントありがとうございます！楽しんで読んでいただいて何よりです！続編まで読み直していただけるとは嬉しいです！また続編でもよろしくお願いいたします！ (12月30日 21時) (
レス) id: 8b84652de6 (このIDを非表示/違反報告)
bizyu(プロフ) - 世界編完結おめでとうございます！１読者として楽しく読ませていただきました！続編までもう一度読み直して来ます｡◕‿◕｡ (12月28日 21時) (レス) id: 529a911b17 (このIDを非表示/違反報告)
トラさん(プロフ) - パティあすさん» コメントありがとうございます！毎日たくさん更新してよかったです！続編はもう少し先にはなりますが、気長に待っていただければと思います！ (12月20日 19時) (レス) @page44 id: a7a65d978c (このIDを非表示/違反報告)
パティあす(プロフ) - 世界編完結おめでとうございます！毎日楽しく読ませていただいていました！続編も楽しみに待ってます！ (12月20日 19時) (レス) @page44 id: eca4eceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
ポッキー - ありがとうございました。楽しみにしています。頑張ってください。 (12月13日 14時) (レス) id: 5224796705 (このIDを非表示/違反報告)
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