【文スト】チート系異能力者、暗殺始めるってよ part2【暗殺教室】

86話 ページ40

「っ…!!いつから気づいてたの？」


『気づいたのは夏休み。でも記憶ぶっ飛んでたから完全に思い出したのは今日なんだよね』



まさか思い出したその日に本人とご対面とは
御都合主義すぎる。



『そのツインテの子って妹さん？』


「えぇ、私の自慢の妹。貴方に殺された妹よ。」


『嫌だなぁ、元はと言えば決行日に入れ替わってたのが悪いんでしょうが』



パーティの日、訓練をしているはずのいちが1番遅れて来たのもあれはにこだから、となれば説明がつく

Aは薄ら笑みを浮かべにこ…改めていちを見る



『それにしても名字よく考えたよね。鬼目突って鬼の目突きって言葉から取ってるんでしょ？鬼の目突きって言われている花は柊。貴方のお母さんがフラワーアレンジメントなら浮かぶ名前だよね』


「お褒めいただき光栄だわ」


『で？わざわざ妹のフリまでして何がしたいの？私への復讐？』


「えぇ。私の大切な妹を亡き者にしたこと、命を持って償って頂くわ」


『やれるもんならやってみろよ』



私はいつかのロリコン(首領ではない)を殺めたときと同じように異能で鎖を出して攻撃しようとした

…が、それはいちの鎖によって止められた



「異能力…【双子の化け娘】」


『なっ!!』


「私の異能はその異能力を詳しく知っていれば真似することが出来る…。貴方の異能が単純で良かったわ」


『…』



Aが無言なのは異能力持ちなのに驚いたからではない。いちとして初めて会った時腕に鎖を巻き付けたのにバレなかったことに関してだった



『(このお嬢様危機感ってものが無い…)』



こうして同じ異能同士…鎖同士の戦いが幕を開ける

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