【wrwrd】転生したので無能が抗おうと思います。 (ページ4)

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◇４話◇ ページ4

???「A〜飯行こぉやぁ？」

緑パーカーは口元を吊り上げながら機嫌良さそうに言う。

『………』

そーいえばさっき眼鏡の片目隠れたイケメンが“あいつらと飯行くのこえぇよな”
“Aも気をつけろよぉ”
って言ってたよな。

絶対こいつの事やん。

『わ、私まだ仕事残ってるからじゃ、じゃねっ』ﾋｭｰﾝ

私の本能が拒否しろと命令を出した。
とりあえず走る。

???「待てよぉぉぉぉぉww」

追いかけてくんなぁぁぁぁぁぁ！！！！！

???「お？A足遅くなったか？」

速えぇよお前。怖い怖い怖い。

とりま適当に走ってたらまけたぜ卍

卍が古いってか？これだから若いのはｯｯ！

主)それこそおばばで草

おばぁちゃんは引っ込んどきましょーねー。

えぇ気を取り直してう゛ぅ゛ん゛ｯ

自室((多分))に付きドアを開ける。

『…』

???「…？どうしました…？」

どこやねんここ。

『ﾌｩｩｩｩｩ……間違えました』

???「ﾊ､ﾊｲ…間違えられました」

目を合わせたまま扉を閉めた。

HAHAHA‪☆死にたい‪☆

今度こそ自室に辿り着いた。
扉を開け誰も居ないことを確認し、木製の白い椅子に座る。

机の上には、純白のカバーが付けてある手帳？のような物が置いてあった。

純白のカバーには、若干オーロラのホログラムが入っていて、美しい。

1ページ目をめくると、集合写真が挟まれて居た。
今日見たイケメンとこの体の私の姿。
私がいた世界で言うプリクラ地味たものだ。

写真に写っている自分の脇腹あたりに、
Aという名前が書かれていた。
他の者も同様に、黒ペンで名前が書かれてあった。