File05。「るぅころ」 リク ページ5
【ころんSide】(冬設定で)
「せーんせっ!!なぁにしてんの〜??」
ひょこ、と職員室に顔を出した。
ぴき、と小さく青筋を立てるるぅと先生。
「…下校時間はとっくに過ぎてるはずなんですけど、?」
にっこり。逆に怖くなる笑顔を張り付けた先生。
「細かいこと気にする男はモテないってさとみせんせーが言ってましたy_い”った”!?今本気だったでしょ!?泣 これ以上馬鹿になったらどうしてくれんのさ!!泣」
言い終わる前にバインダーで頭を殴ってきた先生。
「悪い大人の言うことは聞いちゃいけません」
「…そういう先生はいい大人なんですか、」
じと、という目線を送ると、はぁ、とゆっくりため息をついて立ち上がった先生。
僕のほうに歩いてきたから、じりじり後ずさると、当然のごとく壁に行く手を阻まれた。
逃げ道をなくして固まっていると、先生はなぜかしゅる、とネクタイを取って、机に投げ捨てた。
「え、ちょ、、せ、せんせ、、?」
近くで見ると、僕より背が高くて、必然的に先生を見上げる形になった。
「どっちだと思います?いい大人か、悪い大人か。」
言いながら、とん、と壁に手を置いた先生。つまり壁ドン状態。
そのうえするりと指を絡ませてきて、ぐいっ、と腕をひかれた。
こつん、と先生のおでことぶつかった。
「せんせ、近、っ、、//」
「ん〜、?なんて?」
ゆっくり近づいてくる先生の顔。
思わずぎゅっと目をつむると、
「、、、あははっ、w」
くす、と笑いながらデコピンをかましてくる先生。
「いったぁ、、、!?」
「指、冷たいですよ。外冷える前に帰ってください。マフラー貸してあげます。」
そういって僕の首にマフラーを巻いてくれた先生。
「___それとも、今ここで続き、します?」
「っ、!?///結構ですっっっ!!!///」
先生のマフラーに顔を埋め、急いで学校を出た。
ーーーーーーー
【るぅとSide】
「…あらら、」
さっきの出来事を思い出して、くすりと笑いが漏れた。
「悪い大人はどっちだよ…」
呆れたように反対のドアにもたれるさとみくん。
「、、いたんですか」
「最初から最後までいたけど?」
セクハラで訴えられちまえ、とさとみくんが吐き捨てたので、
「、、大丈夫ですよ、言えなくなるくらい、___にしてあげますから」
こっわ、といって帰っていったさとみくんに続いて、家路についた。
ーーーーーーー
りくえすとあざます。
りくえすとください。
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兎和 - わ……白黒最高すぎる…ありがてぇ… (4月17日 22時) (レス) id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
うさうさ - 狐雪すぅ。さん» リクエストありがとうございます!!頑張ってみますଘ₍♡̷ᐢ⸝⸝•༝•⸝⸝ᐢ₎੭̸‧˚ (4月10日 15時) (レス) id: 18a1ea9563 (このIDを非表示/違反報告)
うさうさ - 兎和さん» まじすか!?!?名前似てたの申し訳ない……。コメントありがとうございます!! (4月10日 15時) (レス) id: 18a1ea9563 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪すぅ。 - 面白い白黒ありがたいのだが病み系すきだしこういう書き方好き。リク:しょうちゃん病みもっかいお願いします… (4月7日 10時) (レス) @page39 id: b6852b2992 (このIDを非表示/違反報告)
兎和 - 初めましてー!作品名がリア友のあだ名と似てたから見にきました!白黒組ありがてぇ… (4月4日 15時) (レス) @page34 id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさうさ | 作成日時:2023年7月9日 20時